教育・研修

第11回AMG放射線部千葉ブロック研修会

日時:2020年2月15日(土)15:00~17:10
場所:千葉愛友会記念病院
報告者:梅原 克弘

2019年度千葉ブロック研修会は、参加者31名を集めて開催されました。

講演では「線量管理ソフト」についての詳細な解説を、メーカーの方より聞く事ができました。
DoseWatchという線量管理ソフトの紹介でしたが、来年度からの法令改正による、医療被ばくの線量管理・記録、線量の最適化が求められる中で興味深い講演でした。現状、CTや血管造影検査の線量記録は、各施設でもある程度は可能だと想定されますが、線量管理をする上ではソフトを導入することも視野に入れておくべきだという印象となりました。また、線量データを解析することで、撮影プロトコルの見直しや被ばく線量の低減など、最適化に活用できるのも魅力的でした。

研修会の後半では、医療安全に関するグループワークとして「チューブ抜去」「転倒・転落」「紛失」「造影剤漏れ」「医療被ばくに関する説明」の5つをテーマに、グループディスカッションを行いました。活発な意見交換もなされた約1時間程度のディスカッションのあとに、模造紙を使って結果を発表してもらいました。

今回の研修会へのアンケート結果には、少ない時間の中であったが他施設との意見や考え方が聞けて良い機会だった、明日から使える対策が学べて参考になった、等の記載がありました。

他施設との情報を共有することで、医療安全について考える良い機会になった研修会となりました。

第11回AMG放射線部千葉ブロック研修会 第11回AMG放射線部千葉ブロック研修会
第11回AMG放射線部千葉ブロック研修会 第11回AMG放射線部千葉ブロック研修会

▲TOP

第16回AMG放射線部MRI技術研究会

日時:2020年1月18日(土)15:00~17:15
場所:ステーションプラザタワー 会議室
報告者:鎌田 靖男

今回のMRI技術研究会は36名の参加者を集めて開催されました。

基礎講座① 「MRIの静磁場強度について 1.5Tと3.0Tそれぞれの特徴を知る」という演題で、フィリップス・ジャパン 石田様よりご講演いただきました。
1.5Tと3.0Tのメリットや違い、物理特性、MultiTransmitによる3.0Tの画質改善、安全性についてなどを、画像を交えながら解説していただきました。

基礎講座② 「理解しよう パラレルイメージングの基礎」という演題で、上尾中央総合病院 木下様よりご講演いただきました。高速化の技術の一つであるパラレルイメージングを、SENSE系とSMASH系に分類し、それぞれの展開方法や注意点、特有のアーチファクトなどを分かり易く解説していただきました。

臨床講座「頚椎MRI検査について」では、彩の国東大宮メディカルセンター 志伯様よりご講演いただきました。MRIの位置づけ、頚椎の解剖、基本的な撮像内容、代表的な疾患、症例報告(頚椎症、頚椎症性神経根症、頚髄症、頚椎椎間板ヘルニア、骨転移、後縦靭帯骨化症)など、現場にて直ぐに役立てる内容でとても勉強になりました。

「Q&A~あなたの悩みを解決!!~脊椎編」は、ディスカッション形式で進行しました。
埼玉西ブロックの運営委員が作成したスライドをもとに、各病院の運営委員が脊椎の撮像シーケンス、こだわりや工夫、アーチファクト対策、臨床で役に立った追加撮像等を発表しました。自由闊達に質疑応答をすることができて、とても盛り上がりました。

今回のMRI技術研究会では、基礎内容を2講座、臨床内容を1講座、ディスカッションを1題の構成で開催されましたが、内容が難しいとされる基礎講座や臨床講座がそれぞれ分かり易かった要因としては、スライド作りへの工夫等もあると考えられ、資料作成についても勉強になりました。また、ディスカッションにおいても、運営委員による雰囲気作りが成功したため、有意義な時間を過ごすことが出来たと思われます。
今後もより良い、研究会の開催を運営していきたいと思います。

第16回AMG放射線部MRI技術研究会 第16回AMG放射線部MRI技術研究会 第16回AMG放射線部MRI技術研究会

▲TOP

第24回AMG放射線部CT技術研究会

日時:2019年11月29日(金)15:00~17:30
場所:大宮コミュニケーションオフィス
報告者:佐々木 健

今回のCT技術研究会は参加者31名を集め、今まで行っていた「基礎技術講習」とは違う、各施設の責任者・管理者などに該当する職員を対象とした講習を行いました。
開会のあいさつでは吉井部長代理より、本技術研修会に参加することで、CT認定資格が取得できるような研究会にして欲しいとお話がありました。

講演①「放射線量について」では、1895年にエックス線がレントゲン博士により発見されてからの約124年の間に様々な研究がなされ、定説だったものがひっくり返ったこともあり、生殖腺の組織荷重係数などもその一つである。 そこで本研究会では、医療機関における放射線の専門家として必要な、被ばく線量の正しい理解と実効線量の取扱いについて、島田主任より詳細な解説をして頂きました。

講演②「改正医療法について」では、平成31年3月11日に公布された、医療法施行規則の一部を改正する省令(平成31 年厚生労働省令第21 号)、翌12日に発出された医政発0312第7号通知をうけ、改正医療法についての詳細や、それに伴って必要となる事項を私(佐々木係長)が解説をしました。

講演③「保守点検およびファントムスキャンについて」では、平成30年6月に発出された医政経発0612第1号で定められた、良質な医療を提供する体制のために必要な機器管理として、日常点検の重要性を笹原主任より解説して頂きました。

2020年4月1日までに各施設で準備することの多くは、日本診療放射線技師会が認定する、医療被ばく低減施設認定に必要な項目でもあるため、未取得である施設は併せて施設認定取得を目指していただければ幸甚である。今後も「基礎技術講習」だけでなく、担当責任者・管理者の研究会の開催も検討するべきだと考えます。

第24回AMG放射線部CT技術研究会 第24回AMG放射線部CT技術研究会 第24回AMG放射線部CT技術研究会

▲TOP

第14回AMG放射線部 MMG技術研究会

日時:2019年11月28日(木)15:00~17:00
場所:上尾中央総合病院
報告者:田上 陽菜

14回目を迎えるMMG技術研究会は、上尾中央総合病院にて、12名の参加者を集めて開催されました。
今回の症例検討会はディスカッション方式を用いて、より積極的な意見交換をするために、12名の参加者を2つのグループに分けて、少人数体制で講義や症例検討を行ないました。
症例検討会では、上尾中央総合病院にて実際に撮影された10症例が用意されていました。
豊胸術後の症例やFADの見分け方・放射状瘢痕の症例など、「症例自体は多くないが知っておくべき症例」について、患者背景からその後の治療まで順を追ってわかりやすく説明して頂きました。撮影件数や症例数は施設によって差がありますが、AMGを通して多くの症例に触れることができ、大変有意義な症例検討会となりました。

「施設認定に向けて」の講義では、ソフトマンモグラフィ施設認定評価取得に向けて必要となる内容が簡潔に網羅されており、非常に分かり易い講義となっていました。今回のように、実際に施設認定取得を経験した方の講義や情報を得る機会はあまり無いと思いますので、これから施設認定を取得される施設や更新を控えている施設の方々には是非、参考にして頂きたいと思いました。

今後も研究会を通して、良質なMMGの提供を目指すと共に、業務内では消化できない疑問や不安な点などの情報を共有し〝 消化できる場 〟として研究会を開催していきたいと思います。

第14回AMG放射線部 MMG技術研究会

▲TOP

第22回AMG放射線部神奈川ブロック研修会

日時:2019年11月16日(土)16:00~17:30
場所:横浜駅周辺
報告者:清水 陽介

今回の神奈川ブロック研修会では、各技術研究会に配属されている運営委員の方より、今までに各技術研究会で行われた演題を発表して頂きました。

① CT基礎講演 金沢文庫病院 小田 陽一
CTの基礎について、実際の画像などを交えてとても分かりやすく講演して頂きました。
今まで何気なく行っていたことや、知識の再確認に関する質問が会場からも活発にされました。

② Gd造影剤について 桜ヶ丘中央病院 小池 裕一
神奈川ブロックには、MRI装置を設置している病院が2つしかない。そのため、普段触れることの少ない造影剤について、知らなかったことや気を付けなければならないこと等を再確認することができました。

神奈川ブロックとされている施設は、場所の都合等もあり各技術研究会への参加が難しい。
そのため、今回のような研修内容を企画したところ、参加者は皆、熱心に聞き入っていました。
今後もブロック研修会は、関心を持たれる内容で開催したい。
そして、貴重な情報交換の場として、有意義な時間を作りたいと思います。

第16回AMG放射線部神奈川ブロック研修会

▲TOP

第14回AMG放射線部 消化管技術研究会

日時:2019年8月23日(金)15:00~17:30
場所:埼玉県総合医療機構 地域医療教育センター
報告者:水野 尭

今回の消化管研究会は27名の参加者を集い、開催されました。
基礎講座では『上部消化管画像の見方・読影の基礎』を、三郷中央総合病院 澤田主任よりご講演いただきました。読影のアプローチとして、F線 胃癌の三角 陥凹性病変・隆起性病変の分類 肉眼的胃癌診断瀑布等について解説していただき、上部消化管を撮影・読影する際の基本から胃癌の分類まで幅広い、読影の基礎となる内容で非常に勉強になりました。

教育講座では『上部消化管読影トレーニング』{google form使用}を、八潮中央総合病院 吉本科長よりご講演いただきました。参加者は上部消化管認定試験でも出題されるような数枚の画像を読影して、google formを使用したアンサーパット形式で回答をしました。google formを使用する事により、撮影や読影が初学者であっても積極的に参加できる形となり、また参加者がどの位の正解率なのか等が瞬時に解る事で、設問の解説もスムーズになり、とても有意義な内容となりました。   

施設発表では『十二指腸潰瘍から胆管十二指腸瘻』を、白岡中央総合病院 四元主任よりご講演いただきました。病院への受診から検査までの流れ、内視鏡・ガストロ造影までの経緯等、とても貴重な症例で非常に勉強になりました。

症例検討では『症例検討会』を、上尾中央総合病院 高橋主任よりご講演いただきました。
どこを注意してみるか、病変があった際の画像の見方など、非常に勉強になりました。

今回の参加者は、上部消化管撮影歴が3年未満の受講者が半数程度いらっしゃいましたが、読影の基礎講座から症例検討まで分かりやすい解説だったため、とても充実した時間を過ごせたと思われます。
今後も運営委員として、参加者の要望に応えられるように尽力していきたいと思います。

第14回AMG放射線部 消化管技術研究会 第第14回AMG放射線部 消化管技術研究会

▲TOP

第15回AMG放射線部 MRI技術研究会

日時:2019年7月20日(土)15:00~17:10
場所:ステーションプラザタワー 会議室
報告者:志伯 香織

今回のMRI技術研究会も土曜日の午後ということもあり、42名という多くの参加者を集めて、下記の内容で開催されました。

基礎講演①「改めて理解するMR画像の成り立ち」 GEヘルスケアジャパン 池田様

MR信号、MRI装置構造、MRI信号を取得してから等の基礎的な内容でした。基礎的な部分には理解が難しいところも多くありますが、的確な解説により、とても分かりやすく、上級者から初級者まで興味深く拝聴することができて、非常に勉強になりました。

施設講演①「スピンエコー法について」 津田沼中央総合病院 山口様

スピンエコー法はMRIの撮像法を理解するための基本です。MRIの原理から始まり、シーケンス図の見方へと進む流れでしたので、T1緩和、T2緩和を考えながら磁化の回復、減衰を理解できました。

施設講演②「非造影MRA:TOF法とPC法」 船橋総合病院 池田様

GRE法の解説から始まり、TOF法・PC法の撮像ポイント、そのメリットとデメリット等、検査を行う上で必要となる知識を学べる講演でした。特にTOF法で画像に影響を及ぼすパラメータはすぐに業務に生かせると感じました。

施設講演④「骨盤部撮影:婦人科領域」 千葉愛友会記念病院 数見様

婦人科疾患ガイドラインでのMRIの位置づけ、疾患別の撮像法といった内容は業務に直結するものでした。妊婦の撮像については、普段に聞くことが少ないお話であり、大変勉強になりました。

今回のMRI技術研究会の構成は、基礎について3講演、臨床について1講演となりました。基礎講演では噛み砕いたお話をして頂けたので、教科書上では解り難かったことも、理解しやすかったように思います。また、臨床の婦人科領域の講演では、ガイドラインによる位置づけなどのお話があり、婦人科領域でのMRI検査の重要性も再確認できました。

基礎から臨床までと、MRI検査従事歴を問わず、興味深い講演を聞けて、とても充実した研究会であったと思います。

第15回AMG放射線部 MRI技術研究会 第15回AMG放射線部 MRI技術研究会
第15回AMG放射線部 MRI技術研究会 第15回AMG放射線部 MRI技術研究会

▲TOP

第23回AMG放射線部 CT技術研究会

日時:2019年7月3日(水)15:00~17:20
場所:東川口病院
報告者:坂井 至孝

当研究会は前回の研究会より、演題内容に基礎項目を盛り込み、新入職者を含めた若手の職員を対象とした講習を行っていて、今回は35名の参加者にて開催されました。

開会の挨拶では吉井部長代理より、他の研究会との関連や来年度の線量管理の方策等の話がありました。

メーカー講演では、根本杏林堂の田中様より「造影の基礎から応用まで」と題し、TECの説明や造影剤の注入方法の違いによる特徴等を講演して頂きました。

以下、基礎講座として「アーチファクトを理解しよう」「ノイズ特性を理解しよう」「造影剤とその安全性を理解しよう」の3題の講演が行われました。
「アーチファクト」の演題では、普段使用している装置から、サイノグラムの表示方法の説明があり、教科書によく出てくるアーチファクトの特性を、自施設の装置から究明できるきっかけを提示して頂きました。
「ノイズ特性」の演題では、ノイズの評価方法としてSD、NPS、CNRの3つが紹介されていましたが、特にSDの解説は詳細で理解しやすかった。CT値のバラツキを示すSDと、管電流、スライス厚等の関係性を画像とともに表示しており、視認性の高い内容であった。
「造影剤」の演題では、昨年改訂されたESURのガイドラインを中心に、造影検査の安全性に重点を置いた講演であった。

いずれも、前回の研究会のプログラムを踏襲した内容となっておりました。今後も基礎項目には、このような継続性を重視した内容でプログラム構成を検討していくべきであると考えます。

第23回AMG放射線部 CT技術研究会 第23回AMG放射線部 CT技術研究会
第23回AMG放射線部 CT技術研究会 第23回AMG放射線部 CT技術研究会

▲TOP

第4回AMG放射線部 リフレッシュセミナー

日時:2019年6月15日,16日
場所:AMG軽井沢荘
報告者:小田 陽一

今年もAMG軽井沢荘にて、6月15日(土)、16日(日)の2日間の日程で、リフレッシュセミナーを開催しました。経験年数3~5年目の診療放射線技師を対象に、これから中堅技師を目指す若手の成長の一助として有意義な時間となることを目的としました。引率、運営を含めた参加者は26名でした。

1日目の前半は吉井部長代理の講演と食事中に簡単な自己紹介を行いました。吉井部長代理の講演では、「日本の現状と将来」「技師の動向」「自分の進む道」の項目でお話しを頂きました。現在の日本は医療費の削減と制度見直しが進んでおり、今後もこの流れは続いていくとのことでした。その中で、診療放射線技師の今後は、生き残るための差別化と区別化が進んでいくことが予想され、個人が生き残るために、それぞれの進む道を、未来像を考えさせられる貴重な機会だったと思います。

その後、参加者の交流を目的としてワールドカフェ方式を用い、グループワークを3チームに分けて行いました。テーマは『働き方改革』とし、それぞれのグループがテーマに沿い、活発な意見交換を交わしました。3~5年目の技師ではAMG内であっても、他施設との交流は少ないため、交流の場としてとても良い機会となりました。

後半ではナイトセミナーを行いました。事前アンケートをもとに、自施設の悩み等の幅広いテーマをフリーディスカッション形式で行いました。他施設の現状を知り、同世代の技師が何を考え、思っているかを知ることができたと思います。グループワーク、ナイトセミナーは共に、リラックスした雰囲気で進行しました。

2日目はグループワークでの意見をまとめて、各グループより発表をすることで、参加者の考え方や人間性を感じる事ができました。参加者の気持ちはストレートに吉井部長代理や各技師長に届き、その意見に対し、その場でお答えを頂くことができる貴重な機会となりました。

今回のセミナーを通して、1つの課題を他施設の仲間と協力しながら行い、日常の業務や、プライベートについての悩みまでを同世代の仲間と語り合えたことは、今後の業務をするうえで、大きな糧になったと思います。

参加者による事後アンケート結果では、他施設の人と交流が持てたとの意見が多くありました。
今回も目的に沿った研修を開催することでき、AMG放射線部の絆を、さらに強化できたと確信しています。

第4回AMG放射線部 リフレッシュセミナー 第4回AMG放射線部 リフレッシュセミナー
第4回AMG放射線部 リフレッシュセミナー 第4回AMG放射線部 リフレッシュセミナー

第7回AMG放射線部 新入職員研修会

▲TOP

第13回AMG放射線部 ММG技術研究会

日時:2019年6月6日(木)15:00~17:00
場所:上尾中央総合病院
報告者:石田 仁子

今回のMMG技術研究会は、上尾中央総合病院に15名の参加者を集い開催されました。
今回は参加者をMMG検査に携わる新人、および初級者の診療放射線技師に限定し、内容をMMG検査に必要な基礎知識としました。

初めに、『MMGの基礎的な内容』として、彩の国東大宮メディカルセンター 田上様に講演して頂きました。MMG撮影方法のポイントや患者様への接遇方法など、検査時に必要な知識を習得することができる内容でした。

次に、『MMGポジショニングの実技演習』では、実際に使用するMMG撮影装置を使用し、ポジショニング実習を行いました。実際の使用装置を使用することで、マンモグラフィ検査未経験の診療放射線技師にも、事前学習として良い経験となりました。今回は新人、および初級者を対象としたため、標準撮影法の実習だけとなりましたが、明日からの業務に活かせる内容でした。

研究会後に実施したアンケートでも、満足度が高く評価されおり、非常に有用な研究会であったと思われます。今後もこの研究会を通し、様々なテーマを取り入れ、個人のスキルアップは勿論、施設間での情報共有を図り、AMG放射線部全体でのMMG撮影技術の向上に取り組んでいきたいと考えます。

第34回AMG放射線部 合同研修会

▲TOP

第34回AMG放射線部 合同研修会

日時:2019年5月11日(土)15:00~18:00
場所:東京都千代田区
報告者:梅原 克弘

今年度の合同研修会は136名の出席者を集い開催されました。
吉井部長代理の開会挨拶では、2018年度機器購入実績と2019年度機器購入予定の報告や今年度の目標についてのお話がありました。重点目標としてはラダーの運用強化、被ばく認定施設の取得推進、現場視点の若手中心の技術研究会の強化等がありました。
次に、今年度に昇格した各施設12名の昇格者と29名の新入職員の紹介がありました。

続く講演では、AIを用いた画像処理による、低線量かつ高精度な最新装置等 について学びました。

特別講演 「環世界と後腹膜腔」
上尾中央総合病院 放射線担当特任副院長 田中 修 先生

特別講演は「環世界と後腹膜腔」というテーマで、田中修 先生にご講演を頂きました。
後腹膜腔の解剖と症例についての詳細な解説の中には、田中先生が30年間に渡り悩んだという症例のお話があり、筋膜と血管筋脂肪腫との関係について等、普段の業務の中では学べないような大変に興味深いお話を聴かせて頂きました。
また、環世界という言葉を用いて、個々の持つ視点や見方はそれぞれ異なるものの、その幅を拡げることは可能で、それは自身の姿勢次第であることを教えて頂きました。これから社会人となる新入職員を含めた我々にとって、とても貴重なお話でした。

今回の合同研修会も、限られた時間の中で大変に有意義な時間を過ごす事が出来ました。

第34回AMG放射線部 合同研修会

▲TOP

第8回AMG放射線部 新入職員研修会

日時:2019年4月5日(金)9:30~17:00
場所:上尾中央総合病院
報告者:吉見 利弘

2019年度AMG放射線部新入職員研修会は、上尾中央総合病院において、新入職員29名を迎え開催されました。
まず、吉井部長代理より放射線部の概要を説明、次に今後の医療界の動向や働き方について、分かりやすく説明して頂き、講義の時間へと移りました。

講義内容は以下のようになります。

講義では社会人・医療人としての心構えや、業務の評価方法については、チャレンジシートやクリニカルラダーを用いられることを学びました。目標の立て方では、自分自身の将来について用紙に書き出し、具体的にイメージをする研修が行われました。自分の理想や夢を考える良い機会にもなったようです。
講義の後半は安全対策を中心とした内容となりました。復習できるように資料を用いて、ニュースになった事例や新人が起こしやすいミスの分析と対策、造影剤の基礎知識と安全管理、放射線被ばく、個人情報保護について学びました。全体研修とは違う専門的な講義が続き、新入職員はしっかりとメモをとりながら研修を受けていました。

診療報酬や医療情報ネットワーク等、少し難しい内容の講義もありましたが、新入職員の皆様には今回の研修を配属先での業務に活かしていただき、社会人として、診療放射線技師として成長し、活躍することを期待しています。

第8回AMG放射線部 新入職員研修会 第8回AMG放射線部 新入職員研修会

▲TOP

トップページ理念採用情報施設情報研修・教育研修会・学術スケジュール