バレーボールチーム「埼玉上尾メディックス」の歴史

埼玉上尾メディックス

メディックスの歴史

【埼玉上尾メディックス 2024-25 チームスローガン】

埼玉上尾メディックススローガンイラスト

【スローガンに込められた意味】
2024-25シーズンは「先導」をチームスローガンとして掲げ、大同生命SV.LEAGUE初代女王を目指します。

SV.LEAGUE元年となる2024-25シーズンを迎え埼玉上尾メディックスは、「企業スポーツ」から「スポーツ企業」に転換し、プロ女子バレーボールチームとして、新たなスタートを切りました。 その根底にある「愛し愛されるチーム」という活動方針をより強く表現し、私達を支えてくださる「ファン」「地域」の皆様とともにバレーボール界・スポーツ界を「先導」という道標役(みちしるべやく)として盛り上げていく、それが埼玉上尾メディックスの役目です。

スローガンロゴに込められた意味
上矢印と先導を一体化。「盛り上げていく」「目指す」イメージ。
[愛し愛されるチーム」をハートのグラデーションで表現しました。

1965年
上尾中央総合病院ソフトボール部を設立。対外的に数多くの試合に出場する。
1978年
同じ中央医科グループであり、同時期に活動を行っていた戸田中央総合病院ソフトボール部とは幾度となく対戦するも、13年間勝つことが出来なかった。この為、涙を呑んでやむなく上尾中央総合病院ソフトボール部は廃部となった。その後、上尾中央総合病院ソフトボール部はバレーボール部へと移行、選手のほとんどもバレーボール部員へと転身する。
バレー部発足後、上尾中央医科グループ内にて開設当初から福利厚生の一環として行われているバレーボール大会にも参加。また、上尾市バレーボール大会等にも参加する。
2001年
日立茂原女子バレーボール部監督などを歴任した松永敏を監督に迎え、実業団バレー部「上尾中央総合病院女子バレーボール部」として正式に発足。
2002年
第22回 一次リーグ 2位
プレーオフ 3位
実業団6人制バレーボール選抜男女「地域リーグ」に参加。
2003年
第23回 一次リーグ優勝
プレーオフ 2位
V1リーグに昇格。(現在のV・チャレンジリーグ)
2004年
第6回 V1リーグ 6位
2005年
第7回 V1リーグ 5位
2006年
第8回V1リーグ 8位
高野圭介を新監督として迎える。
しかし、第8回V1リーグは最下位となり、地域リーグとの入換戦を経験する苦しいシーズンとなった。
2007年
2006/07V・チャレンジリーグ 3位
(V1リーグからV・チャレンジリーグに改称)
前年8位から自己最高3位の成績を残す。
上尾市長に3位の報告に表敬訪問。
2008年
チーム名を「上尾中央総合病院」から「上尾メディックス」に変更。
V・チャレンジリーグ 3位
ドミニカ共和国のシダルカ・ヌネスを補強し戦力補強も進めたが3位となり、入替戦出場は成らなかった。
2009年
2008/09V・チャレンジリーグ 3位
ドミニカ共和国のアルタグラシア・マンブルを補強。
初のV・チャレンジマッチ出場には届かなかった。
2010年
2009/10V・チャレンジリーグ 準優勝
元アメリカ代表監督である吉田敏明を監督に向かい入れ新生メディックスとして「プレミアリーグへの挑戦」が始まる。
全日本メンバーの庄司夕起や細川麻美らプレミアリーグ在籍選手を多く補強した。
初のV・チャレンジマッチ出場を果たすも、トヨタ車体クインシーズに1勝1敗ながらセット率の差で敗れ、V・プレミアリーグ昇格は成らなかった。
2011年
2010/11V・チャレンジリーグ初優勝
カナダのティファニー・ドッズを補強。
東日本大震災の影響によりV・チャレンジリーグ数試合残し初優勝となるもV・チャレンジマッチは中止となった。
2011年5月の黒鷲旗全日本選抜大会では、V・プレミアリーグのパイオニアレッドウィングスを破るなど健闘し、初の準々決勝進出を果たした。
2012年
2011/12V・チャレンジリーグ 準優勝
イタリアのヴァレンティーナ・フィオリンを補強。
V・チャレンジマッチでトヨタ車体に完敗しV・チャレンジリーグ残留。
2013年
2012/13V・チャレンジリーグ 優勝
ウクライナのウスティメンコ・オレーナを補強。
V・チャレンジマッチでパイオニアレッドウィングスに連敗しV・チャレンジリーグ残留。
2014年
2013/14V・チャレンジリーグ準優勝
アメリカのメットカフ・ナンシーを補強。
JTマーヴェラスと対戦したV・チャレンジマッチで、4度目の入れ替え戦挑戦を勝利し、2014年5月22日Vリーグ機構の承認を受けて、悲願のV・プレミアリーグ昇格を果たした。
2015年
2014/15 V・プレミアリーグ第3位
アメリカ代表オポジット、ケリー・マーフィーを補強。
レギュラーラウンド第4位。
ファイナル6で3位となり、ファイナル3に進出したがNECレッドロケッツに敗れた。
初のプレミアリーグ参戦ながら3位という好成績を残した。
2016年
2015/16 V・プレミアリーグ第8位
2014/15シーズンに続き、アメリカ代表、ケリー・マーフィー補強し、レギュラーラウンド第8位でチャレンジマッチへ。
チャレンジマッチではJTマーヴェラスと対戦し、敗退。
再びチャレンジリーグ降格という苦しい結果となった。
2017年
2016/17 V・チャレンジリーグ第2位
元キューバ代表、ロシル・カルデロン選手を補強し、レギュラーラウンド第2位でチャレンジマッチへ進出。
岡山シーガルズと対戦し、初戦の敗戦から奮起し、大逆転でチャレンジマッチに勝利し、「プレミア奪還」をスローガンに戦った1年が終わり、再びプレミアリーグ昇格を果たした。
2018年
埼玉上尾メディックス
2017/18 V・プレミアリーグ第7位
元キューバ代表のカルカセス・ケニア選手を補強、代表で経験を積んだ冨永を中心に「United in Blue,Medics Blue,勝!」のスローガンのもとプレミア優勝を目標に挑んだ3度目のプレミアリーグ挑戦は、レギュラーラウンド最終戦までファイナル6進出をかけて臨んだが、7勝14敗、通算ポイント22の第7位となり、苦しいシーズンとなった。
2019年
埼玉上尾メディックス
2018/19 V.LEAGUE DIVISION1 第7位
2018/19シーズンより新たにスタートした新V.リーグ。それぞれのディビジョンで優勝を争った。
チームの中心の冨永をイタリア移籍で欠きながらも、セリエA MVPの経験もあるシュシュニャル・カタリナ選手とアジア枠でサンティアゴ・アリージャ・ダフネン・アントニオを補強。
イースタンでは11勝9敗と勝ち越し第2位となったが、FINAL8では1勝6敗と苦しい戦いとなった。しかし、天皇杯・皇后杯では初の第3位。また1年目でスタメンに抜擢された吉野優理選手が活躍を見せ、2019年度火の鳥NIPPON全日本女子バレーボールチームに初選出された。来シーズンの若手の活躍にも期待されるシーズンとなった。
2020年
埼玉上尾メディックス
2019/20 V.LEAGUE DIVISION1 第3位
東京オリンピック開幕を控え、強化に協力するため1月一杯で終了する短縮日程となり、12チームをプレミアカンファレンス、スターカンファレンスのそれぞれ6チームずつに分かれてファイナル8、ファイナルステージを目指すリーグ戦で、埼玉上尾メディックスはスターカンファレンスに入った。堀江、吉野、椎名ら若手と青柳、佐藤らの中堅、そしてベテランのシュシュニヤル、冨永が融合した布陣でレギュラーラウンドは後半の追い込みで勝敗を伸ばし、13勝8敗の4位でファイナルラウンド進出を果たした。その勢いを持って臨んだファイナル8では粘りの3連勝でファイナルラウンド進出。準決勝でJTマーヴェラスに敗れ、3位決定戦に回ったがデンソーエアリービーズをストレートで下し、チーム最高位タイの3位に輝いた。
2021年
埼玉上尾メディックス
2020-21V.LEAGUE DIVISION1 第5位 V Cup優勝
世界的な新型コロナウイルス感染のため.LEAGUEも観客の制限、選手・スタッフの行動履歴や体調管理、徹底した消毒など厳格な中で開催された。また東京オリンピックが1年延期になり、日本代表の強化に協力するためリーグ戦は2月一杯で終了し、その後は代表選手が合宿で抜けたメンバーでカップ戦(V Cup)を戦う日程に変更された。11年続いた吉田体制に代わり、ブラジルからマルコス監督を招聘し、新たなチームとして生まれ変わったメディックスだったが、そのマルコス監督、新外国人選手ジョセフもコロナ禍の影響で来日が遅れ、リーグ戦序盤は一進一退の勝敗が続いた。しかし皇后杯後の年明けからは、チーム力が一気に上がり東レに1敗したあとは、連勝街道を突き進み四強入りまであと一歩まで迫ったが夢かなわず、順位決定戦で5位を確保した。その後行われたV Cupでは予選グループ戦から勢いに乗り、全勝で突破すると準決勝でJTにフルセットで勝利すると、決勝ではNECに3-1で競り勝ち、Vリーグ昇格以来初のビッグタイトル獲得となった。
2022年
埼玉上尾メディックス
2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 第5位
埼玉上尾メディックスは2年目のマルコス監督が指揮を執り、ブラジル代表のオポジット、ティシェイラ·ロレンネを補強。また、出産のため活動を休止していた岩崎こよみがシーズン後半でコート復帰し完全体制となりファイナル進出を目指したが、あと一歩届かず、前回同様の第5位という結果で幕を閉じた。
前シーズンのホームゲームはすべて無観客で行われたが、2021-22シーズンは収容人数50%を限度とし、有観客で開催された。その中でVリーグ所属チームは新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた。チーム内にコロナ陽性者が発生し、試合中止となることや代替試合を設定するなどイレギュラーが多く発生したシーズンとなった。
2023年
埼玉上尾メディックス
2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 第4位
埼玉上尾メディックスは新たに大久保茂和監督が指揮を執り、『和~Create the Future!~』をスローガンに掲げ、団結することを大切に戦ったシーズンとなった。
V・サマーリーグ、国民体育大会では若手選手の活躍が光り準優勝に輝く。そしてV.LEAGUEでは、セルビア代表のアウトサイドヒッター・ロゾ,サラを補強。岩崎、佐藤、青柳、内瀬戸のベテラン勢はもちろん、仁井田、岩澤、目黒ら若手の活躍で勝敗を伸ばし、V・レギュラーラウンド24勝9敗の第2位でV・ファイナルステージへ進出を果たす。V・ファイナル4では奮闘するも、1勝2敗で最終順位は第4位と悔しい結果となった。5月の黒鷲旗ではファイナル4で敗れた東レアローズ、NECレッドロケッツを破り、初の準優勝に輝いた。
2024年
埼玉上尾メディックス
2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 第3位
「突破~新たな時代の扉を開く~Breakthrough to the success」をチームスローガンに掲げ、就任2年目となる大久保茂和監督が指揮を執った埼玉上尾メディックス。新戦力として日本代表でも経験豊富な黒後愛を補強。
V.LEAGUEが開幕すると、セルビア代表で2年目のロゾ・サラや2023年度日本代表に選出されアジア競技大会を戦った岩崎こよみ、佐藤優花などが活躍を見せ、V・レギュラーラウンドを第4位で通過しV・ファイナルステージへ進出。クォーターファイナルでデンソーに勝利するも、セミファイナルでJTに敗れ、3位決定戦でトヨタ車体を破り、3回目の第3位に輝いた。

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