先輩インタビュー

この人に聞きました

ケアセンター習志野 村上 勝規さん

入職日:2018年4月1日

Q1. AMGに入職決めたきっかけは何ですか?

 ソーシャルワーカーとしてのスキルアップのための新人育成や研修があること、関東圏内で数多くの病院・施設があり規模の大きさや安定性があること、休日が比較的多く職員のプライベートも重視していることに魅力を感じました。
 実際に働いてみて先輩の指導があることに安心感を持ちました。

Q2. 今の業務内容を教えて下さい。

 主な業務は施設の利用相談で入所やショートステイ利用のための相談支援です。居宅介護支援事業所、他施設、医療機関との連絡・相談・調整を行います。経済的・社会的・心理的・身体的、様々な生活課題を抱え困っている方の相談に乗っています。
 そのために電話相談や、病院や施設、自宅などを訪れてご利用者・ご家族と直接面接を行っています。

 また、退所支援も行います。施設内のカンファレンスに出席し他職種の意見も聞きながら施設ケアマネージャーと連携し次の生活の場所を共に考え安心して暮らせるようにサポートしています。
 現在、私は認知症専門棟の担当をしております。担当して思ったことは、ご利用者の生活歴を知ることやストレングス視点の大切さを改めて感じました。認知症専門棟は認知症ケアを行うために、職員の配置人数が一般棟に比べ多く、環境面がより安全に見守りができるよう整備された棟になります。ご利用者の活動・参加の機会を高めるために一緒に課題作業をしたり、会話をしたり、レクリエーションをすることもあります。多職種がチームで認知症の方をケアするために協力し合っています。ご家族の中には認知症について様々な価値観をお持ちの方もおられますが、認知症のケアやご利用者の様子を伝え理解を頂けるよう努めています。また、私自身も認知症についての理解を深めるために、施設内の認知症ケア向上委員会に参加して学んでいます。
 その他にもご利用者の受診やショートステイの送迎も行っています。

Q3. どの様に仕事を覚えていきましたか?

 最初は先輩に付いて仕事を見て施設のこと、制度のこと、相談援助のことなどについて学びました。
 基本的には事務所内にいて電話対応や各種書類作成などを行いました。先輩から電話応対の仕方や書類作成の方法を教えてもらい徐々に覚えていきました。
 利用申し込みのインテーク面接については上司と練習を行ってから実践しました。実際にケースを1人で受け持ってからでもわからないこと、困ったことなどはすぐに質問や相談し覚えていきました。他先輩方も気に掛けて下さり頼りになりました。

Q4. 実際にソーシャルワーカーとして働いてみて、どんなところにやりがいやおもしろさを感じますか?

 毎日色々なことが起きるので飽きることのない日々を送っています。ご利用者が在宅復帰された時は嬉しく思います。
 また、生活課題の100%の解決には至らなかったとしても、相談を重ねていく中で、ウエルビーイングを高められたときは相談を続けてきてよかったと思います。
 他には、大学の授業で学んだソーシャルワークの知識・技術が実践で活かされたと感じたときにこの分野のおもしろさを感じますしもっと向上したいと思います。

Q5. 入職して思っていた事とのギャップはありましたか?

 事務的な仕事がメインになるかと思っておりましたが、施設内外動き回ることが多く、日によっては事務所にほとんどいない日があったりしたことです。
 また、介護保険の知識が必要になると思っていましたが、実際は、医療保険、障害、権利擁護、etc…と幅広い知識が必要になる場面もあり、勉強し直しました。

Q6. これからの目標やビジョンについて教えてください。

 どんな時でも冷静に対応できるよう、仕事に自信を持てるようになりたいです。ソーシャルワークの知識・技術を高め、よりレベルの高いワーカーになり私に相談して良かったと思って頂けるようにレベルアップしていきたいです。

Q7. 就活生に向けてのエールをお願いします。

 コロナ過という状況で見学や実習が思うようにできてないと聞いております。不安だと思いますが、施設でも、病院でも学校で学んだことは活かされますので学んだことには自信を持ってください。抽象的だったことが働きながら「こういうことか」と具体化されていくことで学んだことが大きな財産になっていくのだと思います。
やりがいのある仕事だと思っておりますので、一緒に頑張っていきましょう。