先輩インタビュー

この人に聞きました

八潮中央総合病院 北川 朋美さん

入職日:2020年4月1日

Q1. AMGに入職決めたきっかけは何ですか?

 医療ソーシャルワーカーとして、スキルアップのための新人育成や研修に力を入れていることや、私は福井県からの入職、働く際に寮のサポートがあるということに魅力を感じ、入職を希望しました。実際に働いてみて、AMG グループのサポートがあるおかげで、仕事もプライベートも無理なく過ごせていると思います。

Q2. 今の業務内容を教えて下さい。

 主な業務は退院支援です。患者様の中には病気をきっかけに、以前のような生活のしづらさを感じたり、金銭面に不安が出る方がいます。そのような患者様・ご家族様の不安に対して相談対応し、自宅で生活をするために必要な介護保険サービスなどの制度案 内・施設入所・病院への転院相談のため、家族、ケアマネージャーさん・施設・医療機関との間に入り、患者様が安心して生活出来るようサポートしています。
その他、当院の回復期リハビリテーション病棟・緩和ケア病棟への入院希望の方の受入相談業務などをしています。

Q3. どの様に仕事を覚えていきましたか?

 基本的に外部とのやり取りは電話対応になります。入職時は苦手で苦労しましたが何度も対応するうちに慣れることが出来ました。
 その他業務については、患者様によって生活保護や障害福祉についての幅広い知識を必要とするので授業で習った知識では不十分なことが多くありました。入職してから知ることが大半で大変でしたが、職場の先輩のご指導、患者様を通しての学び、勉強会などを通して各種制度や院内業務を覚えていきました。
また、AMGグループではグループ同士での研修会もあり、他の病院の医療ソーシャルワーカーとの意見交換ができるので、そのような場を通して更に自分の考えや知識を深め、その後の業務にも活かすことができたかなと思います。

Q4. 実際にソーシャルワーカーとして働いてみて、どんなところにやりがいやおもしろさを感じますか?

 退院支援の中で、患者様・ご家族様の希望を100%叶えることは難しくても、地域の社会資源を活用して希望に何とか寄り添えないかと退院について検討しながら支援を行い、患者様・ご家族様から「相談してよかった、ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時にとてもやりがいと達成感を感じます。日々の支援もうまくいかず悩むこともありますが、今後も患者様・ご家族様の意向に寄り添えるよう頑張っていきたいと思います。

Q5. 入職して思っていた事とのギャップはありましたか?

 私が働いている八潮中央総合病院は、急性期病棟(治療を目的とする病棟)・回復期リハビリテーション病棟・緩和ケア病棟のケアミックス病院です。
急性期病棟では治療が終わり次第、患者様が安心して生活できるよう支援するため支援するスピードがとても早いのですが、回復期リハビリテーション病院では期限が決まっている中、集中的にリハビリを行い経過をみながらとなるため比較的長期での支援になります。なので、それぞれの退院支援のスピード感の違いに慣れず最初は戸惑い、驚きました。しかし、それぞれの病棟機能の違いを理解し支援を進めることで徐々にギャップを無くなるよう努め、現在も計画性をもって進めることを意識して取り組んでいます。

Q6. これからの目標やビジョンについて教えてください。

 日々の退院支援や研修などを通してソーシャルワーカーとしてのスキルアップを図り、地域の方々との交流も積極的に取り組み患者様・ご家族様の不安に寄り添い、地域にも貢献できる医療ソーシャルワーカーとなれるよう頑張りたいと思っています。

Q7. 就活生に向けてのエールをお願いします。

 医療ソーシャルワーカーは福祉の面だけではなく医療面の知識も必要となり入職後も学びの多い職業ですが、その分やりがいや多方面で人との出会いは多くあります。特にAMGはグループなので、自病院以外のMSWとも交流があり相談しやすいことが魅力かなと思います。新人へのサポートも充実しているので医療ソーシャルワーカーへの一歩目としてぜひ、一緒に学んでいきましょう。