令和6年度 研修・教育
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2024年度 第1回超音波研修会 超音波検査士受験者対象研修会に参加して

八潮中央総合病院
丹下 千智

2024年5月23日にオンライン(Web会議システム)にて、超音波検査士認定試験を受験する職員を対象に第1回超音波委員会研修会が開催されました。書類不備の多い箇所を中心とした注意点や書類提出までのスケジュールについての説明、グループの認定超音波専門医に署名をいただく際の案内などがありました。

初めて受験をした際には症例を集めることや試験勉強をすることに精一杯で、書類提出のことまで気が回っておらず不安だったことを覚えています。自分にとっては前回に引き続きの受験となりますが、書類提出の細かな変更点なども説明して下さり超音波委員会の手厚いサポートを受けることができました。また共に受験する他施設の方や、受験のサポート、応援をして下さる超音波委員会の方々と顔を合わせることができ、自分自身のモチベーションアップにもなりました。

認定取得に向けて超音波検査の知識や技術向上を目指し、また今回の受験で学んだことを業務で活かしていきたいと思います。

日本医学検査学会に参加して

メディカルトピア草加病院
高窪 朋美

第73回日本医学検査学会が石川県金沢市にて5月11、12日に開催されました。
上尾中央医科グループ(以下AMG)検査部からは私の演題含め2演題発表がありました。
今回、私は「頻尿を主訴に施行した超音波検査にて偶然発見された無症候性の腸重積の1例」について発表しました。当院で腸重積を超音波検査で見つけることは非常に珍しく、また無症状で偶然発見された貴重な症例だったため報告しました。

私自身初めての学会発表ということに加え、部署内で示説発表のデジタルポスター方式で発表した前例がなく初めてのことばかりでした。抄録や示説ポスターの作り方など、先輩方にご指導いただきながら発表に向けて準備をしました。

当日は全国学会ということもあり、他県から多くの検査技師が来ていて緊張しました。コアタイムでは多数の質問をいただきましたが、落ち着いて対応することができたと思います。無事に発表を終えることができ、一安心しました。
今回の学会参加を通じて、普段ルーチン業務で携わることができない分野についての知識にも触れることができ、とても刺激的な時間を過ごすことができました。今回の経験を今後の業務に活かしていきたいです。

日本医学検査学会に参加して
日本医学検査学会に参加して

新入職員合同研修を終えて

八潮中央総合病院
磯貝莉那

4月からAMGの一員となり、新たなスタートを切る約1,000人の同期と入職式・研修会を迎えました。臨床検査技師として医療従事者となり、責任感と期待を胸に臨んだ3日間でした。

全体研修では接遇マナー、業務内容、医療事務についての講習を受けました。より良い人間関係を築くためには第一印象が大切であり、身だしなみや態度、話し方や話す内容に気を付けてコミュニケーションをとるように意識しようと思いました。そして自分の印象が病院のイメージになることを忘れず、気を引き締めて業務に努めていきたいです。

部門別研修では委員会の活動や検査部の業務内容についての講習を受けました。医療の質の向上のために情報やデータの収集が行われており、愛し愛される病院であるためのAMG検査部の取り組みについて学ぶことができました。また、臨床検査技師として成長していくには「失敗をどのようにして克服し、その経験をどれだけ積み上げていけるかが成功の鍵」という言葉を聞いて、失敗してもくじけずにそれを活かして自分自身がレベルアップできるようにしたいと思いました。

3日間の研修を通して、これから社会人として、臨床検査技師として責任のある行動をとらなければならないことを再度痛感しました。まずは自分にできることを考えて行動し、患者さんや他の医療従事者から信頼を得ることが大切だと思いました。そして正確な検査の知識や結果を提供することにより、患者さんの将来に繋がると感じました。また自分自身がなりたい臨床検査技師の像を見失わず、日々勉強に励み一人でも多くの命を支えられるようになりたいと思います。

新入職員合同研修を終えて
新入職員合同研修を終えて