役職者向け役割等級制度
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AMGマネジメントラダー(抜粋)

AMGリハビリテーション部マネジメントラダー導入にあたって

①「マネジメント」の変化と必要性

現在の日本は、高齢化の進み方も時代の変化もめまぐるしい。我々にとって「マネジメント」という言葉が意味するものも、従来の職員教育や業務管理、収益管理等だけでなく、地域の(健康)管理なども含めた大きな意味となってきた。役割・期待が増えるにあたって、能力の高い「マネジメントが出来る人」を多く作り出すことが、時代の変化に対応する必須の条件となる。

②AMGリハビリテーション部におけるマネジメントラダーの役割

「マネジメントが出来る人」を作り出すためには、「一定の技術、経験を持った人」を対象に「マネジメント技術」を身につけてもらう必要がある。「一定の技術、経験を持った人」とは、AMGリハビリテーション部ラダーのクラス3修了者であることを意味する。

③「マネジメント」の魅力について

職員意識調査などの結果では、上司の働きぶりに対して尊敬の念をもっている職員が多いものの、主任・管理職を目指したいという職員が少ないのも事実である。一般職の方から見ると、主任・管理職は責任が重く、仕事が大変そうに見えるのかもしれない。しかし、患者様ご利用者様の生活が変化するのを見ると楽しいのと同様、職員が働きやすい職場に変化するのを見ることも楽しく、施設そのものを変化させることも可能となってくる。

管理職を目指す職員が増えることで、能力の高い「マネジメントが出来る人」の発掘もしやすくなる。一般職の方は、ぜひとも将来のビジョンの一つに「マネジメントが出来る人」に成ることを加え、施設や地域をマネジメントすることの楽しみを感じていただきたい。

④AMGリハビリテーション部における「マネジメントラダー」が意味するもの

しっかりとした組織を作り、維持していくためには、「マネジメントが出来る人」で、科内職員の評価が高い職員を昇進させたい。したがって、昇進については「マネジメントラダー」を連動させる意向である。

マネジメントラダーの位置付け

一般職ラダーを修了した後に選択することが可能となる。必ずしも全職員が選択しなければならないものではない。

「期待されるマネジメント人財像」を目指して、能力評価及び能力開発が一体となったマネジャーを目指す個人が段階的に能力開発をする仕組みである。与えられた役割によって格付けを行う役割等級制度を採用し、3等級(M1/M2/M3)とする。マネジメントラダーは、AMG リハ部として各クラスや職位に共通した役割を定義づけるために各施設統一で導入することとする。

また、一般職ラダー同様、成果基盤型教育(OBE:Outcome Based Education)を採用している。

期待されるマネジメント人財像

マネジメント人財像の構成

各クラスの役割定義