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インタビュー
過去のインタビュー記事
新人看護師 インタビュー 【所属:津田沼中央総合病院】

Q.当院を選んだ理由
私が当院を知ったきっかけは、合同就職説明会でした。
この時、看護師としてどのようなことをしていきたいかはまだ具体的には決められていませんでした。
看護実習で脳梗塞の患者様を受け持ち、1週間という短い期間ではありましたが、経管栄養から経口摂食が出来るようになっていく姿や、少しずつ会話が出来るようになっていく姿を見て、私はリハビリ分野に興味を持ちました。
しかし、まだ実習も残っており、これからやりたいことが変わるかもしれない、とも考えました。
当院では、リハビリテーション病棟があることや配属前にローテーション研修があることを知り、実習の経験と、ローテーション研修でやりたいことを決められる事に魅力を感じ、インターンシップに参加しました。インターンシップでは1つ1つ丁寧に教えて下さり、また、患者様との関わり方を決め手に、私もここで働きたいと思い、就職を決めました。
Q.就職してみて
就職してから新しく経験することが多く、日々勉強になることばかりで1年があっという間に過ぎました。そして、この1年で多くの患者様やご家族と関わりました。
私が所属する病棟は慢性期の病棟で、療養しながら他職種と連携し、退院先やサービスの調整を行い、入院中の生活だけではなく退院後の生活も支援しています。さまざまな疾患の患者様がいらっしゃいますが、在院日数が長いことや介護度が高いこと、認知症や脳血管疾患などの影響で意思疎通が難しい患者様が多いことも私が所属する病棟の特徴です。
1年間働いてきて、患者様が退院する姿だけではなく、入院した当初はベッド上で過ごすことが多かった患者様が歩けるようになった姿や、経管栄養だった患者様が口から食事を食べられるようになった姿など、患者様が回復されていく様子をたくさん見ることが出来ました。
そして患者様と関わる中では、患者様が上手く話すことが出来ず、私が何回も聞き返してイライラさせてしまい、患者様も伝わらないと話すことを諦めてしまうことがありました。しかし、聞き取ることだけに集中するのではなく、患者様の表情や仕草を見るように心がけ、患者様の伝えたいことが理解できた時は、とても嬉しかったです。
言葉を話すことが出来る人でも、自分の思いを言葉にして相手に伝えることが難しいことも時にはあります。患者様やご家族は入院中の生活だけではなく、退院後の生活やこれからのことも含め、様々な事に不安を感じています。患者様やご家族との日々の関わりを通して、言動から患者様やご家族が何を必要としているのか、ニーズを把握しそのニーズが満たされるように、患者様やご家族に出来ることをこれからも考えて行動していきたいです。そして、患者様やご家族の思いに寄り添うことが出来るような看護師になりたいです。

8:00
情報収集・ 点滴を混注、接続
9:00
清潔ケア
11:00
血糖測定や経管栄養の実施
11:30
配膳や食事介助


12:00
休憩
13:00
検温やケア
16:00
申し送りや点滴更新、カンファレンス、記録
17:00
血糖測定や経管栄養の実施、記録

17:30
終業先輩看護師 インタビュー 【所属:横浜なみきリハビリテーション病院】

Q.当院を選んだ理由
看護師になる前から当院で看護助手をしていました。その時に、患者様に対して優しく、丁寧に関わっている看護師の先輩を見て自分もそうなりたいと思ったので、当院を選びました。
今の病棟を選んだ理由は、ローテーション研修の時に、先輩方と話しやすく、丁寧に指導していただいたからです。また、看護学生の時に慢性期と終末期の実習で長期的に入院している患者様、ご家族と深く関わっていく事が大切だと学ばせていただきましたので、この病棟でも患者様と長く関わりたいと思い選びました。
Q.就職してみて
時々ですが、患者様やご家族からありがとうと声をかけて頂いた時、また日々患者様が体調を崩すことなく、穏やかに過ごしていただければ、それだけでうれしいです。
苦労したことは1年目の時に患者様が急変したときに、先輩は今後のことを予測して動いているのに、自分は何もできなかった事が苦しく、ショックを受け、自分の勉強不足を感じました。
今でも学ぶことが多く、勉強不足を感じますが、患者様の身体の小さな変化に気づけたときや、以前よりも余裕を持って業務ができたときは、成長を感じます。
1日のタイムスケジュール
慢性期の患者様の看護をしています。朝の朝礼が終わると、患者様の情報収集後、排泄介助、検温、点滴の準備、吸引など患者様1人1人に合わせて処置をしていきます。その中で気をつけていることは、入院している患者様は脳卒中の後遺症で、言語的なコミュニケーションがほとんど取れず自身で訴えがあっても伝えることができません。その訴えに気づけるように、患者様の全身状態をよく観察して、小さな変化を見落とさないようにしています。
昼頃になると、経管栄養の準備、患者様の姿勢を整えて、昼食が始まります。必要な方は血糖測定をしていきます。午後はショートカンファレンスを行い、看護計画の評価、ケアの方法の見直し、重症の患者様の情報共有をしていきます。現在(※2020年4月)は面会制限がされていますが、15時頃になるとご家族が面会に来られるので、入院生活の様子をお伝えしています。離床できる患者様は、食堂でテレビ鑑賞をされたり、月に2回行っているレクリエーションに参加していただき、患者様が穏やかに、楽しく過ごせるようにしています。
夕方になると、経管栄養の準備、血糖測定、ポジショニングを整えて夕食となります。その後申し送りをして1日の業務が終わります。

午前
情報収集・排泄介助、検温、点滴、経管栄養の準備
午前
与薬準備


午後
点滴準備
午後
記録


夕方
申し送り