AMG看護本部
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認定看護師の活動

専門・認定看護師の活動

専門・認定看護師資格取得後の活動として「認定看護師研究会」があります。定期的に情報交換、研修会の企画・運営を行っています。また、AMGコンサルテーション規定集「DREAM」がグループ内全施設に配布されており、専門・認定看護師が直接施設に訪問して教育・指導を行っています。

専門・認定看護師を目指す方へ

スペシャリストを目指すためのサポート体制があります

資格支援制度

  1. 専門看護師

    上限240万円の奨学金を受け、大学院に通学しながら病院でアルバイトもできます。
    (AMG勤続5年以上の方が対象です。)

  2. 認定看護師

    認定看護師養成機関に通学中も、給与が支給されます。
    (AMG勤続1年以上の方が対象です。勤続3年以上で10割支給します)

リレーコラム

各分野の認定看護師が毎月リレー形式で活動紹介をいたします。
私たちは認定看護師として専門性を活かした看護の実践に努めています。

AMG認定看護師のリレーコラム

2021年2月紹介 糖尿病看護

糖尿病看護
糖尿病療養支援チーム

 当院の糖尿病療養支援チームをご紹介します。
糖尿病看護認定看護師資格を取得し、チームで患者を支援できるように、糖尿病療養指導士を取得できる環境作りを行ってきました。
我国の糖尿病患者数は、生活習慣と社会環境の変化に伴って急速に増加しています。糖尿病治療の成否の鍵は多職種が連携するチーム医療がにぎるといわれています。糖尿病に関する正しい知識の普及と啓蒙、患者が糖尿病に関連した合併症の発症・進行を阻止し、健康な人と変わらない生活を送るために、2018年に糖尿病療養支援チームを立ち上げました。

 当院のチームは、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士・臨床検査技師の多職種で構成しています。日本糖尿病療養指導士・埼玉県糖尿病相談員の資格を有し、高度でかつ幅広い専門知識を持ち、患者のセルフケアを支援しています。

 活動内容は、糖尿病血糖コントロール入院患者の支援、外来での継続的支援を行っています。また、過去の実績として「市民公開講座」や、近隣施設と協同し、地域住民を対象とした「糖尿病講座」を5回、シリーズ化して実施しました。「糖尿病講座」は地域の方に好評でしたので各講座のタイトルと職種をご紹介します。

<糖尿病講座>
第1回 (看護師)
「実ははこんなに怖い糖尿病、あなたの心配に専門看護師がお応えします」

第2回 (管理栄養士)
「見て見ぬ振りするとあとが怖いよ糖尿病。振り返ろう自分の食事!教えてあげよう身近な人の食事!」

第3回 (薬剤師)
「見つけよう!あなたに合った薬物治療、お薬もオーダーメイドな時代です」

第4回 (理学療法士)
「一石十鳥、実はこれだけ!運動療法!」

第5回 (臨床検査技師)
「断食しても無駄、侮れない検査の話」

透析看護
過去の「糖尿病講座」の様子

この様にどの回もキャッチーなタイトルとなっています。今後も糖尿病療養支援チーム一丸となり、通院患者や地域住民の糖尿病発症および糖尿病重症予防に努めていきたいと思います。

白岡中央総合病院  坂本 美紀

2021年2月紹介 小児救急看護認定看護師

小児救急看護認定看護師

~コロナ禍における子どもたちの変化~

 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言により、学校が突然休校となり学習が遅れ、学校行事の中止や部活動の停止と人との接触機会が減りました。学校の再開後も分散・マスク登校・給食時の会話の禁止などこれまでと学校生活が一変しました。
 そのしわ寄せとして、授業時間の延長のほか、資格・模擬試験の中止や入試の出題範囲までもが影響を受けました。
 クラス内感染や人との接触が多い運動部での集団感染も出てきており、感染リスクの高い部活動の試合などは一時的に制限もしくは中止を余儀なくされ、子どもたちの意欲も低下させています。それに伴いコロナウィルスに罹患した子どもへの偏見、差別も問題視されます。

 学校だけにとどまらず、塾や習い事にまで制限がかかり、学ぶ機会がなくなり、オンライン授業を取り入れるなど授業形態や学習環境が急速に変化し、社会生活の場が減少しました。
友達との交流は子どもの成長発達を促す重要な機会となります。
しかし、以前のように外遊びで自然に触れることができず、公園にあるはずの遊具なども子ども達が集中することから撤去されるなど、家庭外での子どもたちの居場所が失われました。
さらに、親も失業、給料の減額のほか、勤務形態により自宅でのリモートワークを強いられ、経済的にも大きな打撃を受けています。先の見えない不安や焦りの中、子どもが家にいることで生じるストレスが拍車をかけるなど子ども同様に大きなストレスを抱えています。このように子どもを取り巻く環境は大きく変化し、子どもの成長発達や心身への影響はとても大きいと考えられます。

 2020年度の犯罪情勢統計では虐待の疑いで警察が児童相談所に通告した子どもの数が過去最多となり、緊急事態宣言が発令された4月から7月にかけては特に増加しました。一方、全国の児童相談所が対応した虐待件数は5月と7月で前年度より減少したデータを認めました。このことは、虐待が減少したのでなく、コロナ禍という特殊な環境下において外部の目が届かず、虐待が潜在化した可能性があります。つまり、児童虐待は学校や保育園からの通告で発覚するケースが多く、外出自粛や学校、保育園が休校・休園したことで発覚する機会を失っているとも捉えることができ、虐待の発覚の遅れにもつながる危険性があります。このような背景において、小さなサインを見逃さず潜在化している虐待を見極め、多職種と連携を図り、早期に対応、支援していくことの重要性を感じます。

上尾中央総合病院  鈴木 美保

2019年度 AMG認定看護師一覧(分野別)

救急看護

症状変化(慢性期疾患含む)・急変時対応・急性期看護・災害対応・虐待を得意とする分野です。緊急度や重症度に応じた対応はもちろんのこと、家族看護・自宅管理・予後を考え年齢問わず対応します。

皮膚・排泄ケア

創傷・オストミー・失禁の3分野からなる認定看護師です。皮膚・排泄ケアの基本はスキンケアであり、さまざまな施設で課題を抱えていると思います。

集中ケア

重症な患者さま、およびそのご家族に対する看護を得意とする分野です。呼吸・循環などに障害がある患者さまを支援したり、早期リハビリテーションを実施することで、患者さまの回復を早めます。

緩和ケア

病気の治癒を目的としたものではなく、苦痛を取り除き、患者さまとご家族にとって、可能な限りその人らしく快適な生活を送れるようケアします。病気の早い段階から適応され、治療と平行して行われます。

がん化学療法看護

抗がん剤治療を受ける患者さん・ご家族が、自分らしい生活を大切にしながら、治療を決定し継続していくための看護を提供します。

がん性疼痛看護

がん性疼痛(トータルペイン)のある患者さん・家族への疼痛緩和のケア・指導を行います。患者さん・ご家族のQOLを維持、向上出来ることを目指しています。

訪問看護

在宅療養環境を調整し安心して過ごせるように支援しています。不安なく介護を行えるよう家族の支援をしています。(がん末期・在宅看取りや医療依存度の高い利用者の療養を可能にしています。)

感染管理

医療関連感染(院内感染)は患者のみならず、医療従事者を含め施設に出入りをするすべての人々に起こりうることです。日常の感染対策や季節性に流行する感染症の対策、医療従事者を守るための職業感染対策まで、さまざまな場面での感染対策に取り組んでいます。

糖尿病看護

糖尿病発症予防から合併症まで患者・家族の方々の療養生活を支援しています。糖尿病療養に関わるスタッフの相談や指導。糖尿病教室の企画実施。一般の方々に糖尿病について啓蒙活動を行っています。

手術看護

手術決定から回復期の周術期看護を提供します。重症な病態を持つ患者さまの手術に対して、年齢を問わず対応します。また手術侵襲を最小限にし、二次的合併症を予防するための安全管理(体温・体位管理、手術機材・機器の適切な管理など)を行っています。

摂食・嚥下障害看護

健康に活動する人にとって食べる・飲み込むことができるのは当たり前のことですが、摂食・嚥下が障害されると窒息、誤嚥性肺炎、脱水、低栄養など生命を脅かす問題や食べる楽しみが奪われてしまう生活の質に影響する問題となります。一緒に援助方法を考えていきましょう。

小児救急看護

小児救急におけるトリアージ・救急看護・虐待対応・ホームケア・事故予防の5つの分野からなります。また、子どもの健やかな成長発達のための家族支援をしていくことを目的としています。

認知症看護

認知症者の権利を擁護(アドボカシー)し、病態・病状の悪化を防ぎ、発症から終末期に至るまでその人らしく過ごせるよう、認知症者を取りまく様々な環境を整え、QOLの維持・向上を図る看護師です。

脳卒中リハビリテーション看護

超急性期から一貫した効率的なリハビリテーションにより、脳卒中患者の重篤化を回避するためのモニタリングとケアを行います。そして再び、食べる、話す、トイレで排泄する、歩くなどの生活の再構築に向けたリハビリテーション看護を実践していきます。

慢性心不全看護

心不全増悪による入退院の繰り返しは、患者・家族のQOLを低下させるのみならず医療経済の圧迫に繋がることから、社会問題として捉えられてきています。そこで、患者が心不全を増悪させることなく質の高い療養生活を過ごせるような支援や心不全への予防的取り組みをしていきます。

慢性呼吸器疾患看護

COPDをはじめ、急性増悪を繰り返しながら呼吸機能障害が徐々に進行し呼吸困難の増強と全身に合併症を生じます。そのため、日常生活動作に支障をきたし患者、家族のQOL低下を招くことにもつながります。そこで、急性増悪をすることなく安定した症状が継続できるよう患者へ教育支援を提供します。

透析看護

透析療法を必要としている患者さんおよびご家族が、療養生活に必要な技術の実践と合併症予防のための自己管理への指導を行います。末期腎不全期の腎代替療法の選択、透析導入、透析中断に関わる意思決定の支援を行います。透析療法を安全、安楽に実施するための、安全管理や透析条件の検討など、他職種と連携し、個別性に添ったチームアプローチをしていきます。