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認定看護師の活動

専門・認定看護師の活動

専門・認定看護師資格取得後の活動として「認定看護師研究会」があります。定期的に情報交換、研修会の企画・運営を行っています。また、AMGコンサルテーション規定集「DREAM」がグループ内全施設に配布されており、専門・認定看護師が直接施設に訪問して教育・指導を行っています。

専門・認定看護師を目指す方へ

スペシャリストを目指すためのサポート体制があります

資格支援制度

  1. 専門看護師

    上限240万円の奨学金を受け、大学院に通学しながら病院でアルバイトもできます。
    (AMG勤続5年以上の方が対象です。)

  2. 認定看護師

    認定看護師養成機関に通学中も、給与が支給されます。
    (AMG勤続1年以上の方が対象です。勤続3年以上で10割支給します)

リレーコラム

各分野の認定看護師が毎月リレー形式で活動紹介をいたします。
私たちは認定看護師として専門性を活かした看護の実践に努めています。

AMG認定看護師のリレーコラム

2021年4月紹介 緩和ケア

緩和ケア

 金沢文庫病院緩和ケアチームの活動をご紹介させていただきます。
「患者様・ご家族様の笑顔のために」をスローガンに、日々病棟のスタッフと共に患者様のQOL維持向上へ向け活動しています。
現在、緩和ケアは看護の土台となるべくスタッフのケアの底上げをして行くために当院オリジナルの多職で行う「緩和ケアベーシックコース」を2年間行ってきました。
毎月同じ内容の単元を2回実施し参加多くのスタッフが参加出来るような体制を取ってきました。

第1回「緩和ケアとは」 講師:緩和ケア認定看護師
第2回「がん患者支援の為の社会資源・地域連携」 講師:医療ソーシャルワーカー
   「緩和リハビリって何?」 講師:理学療法士
第3回「食べたい希望を支える」 講師:管理栄養士
   「緩和ケアにおける口腔ケア」 講師:緩和ケア認定看護師
第4回「消化器症状のケア」 講師:緩和ケア認定看護師
   「がん関連全身倦怠感」 講師:緩和ケア認定看護師
第5回「がん性疼痛のケアその1」 講師:緩和ケア認定看護師
   「浮腫のケア」 講師:緩和ケア認定看護師・鍼灸師
第6回「がん性疼痛のケアその2」 講師:薬剤師・緩和ケア認定看護師
   「呼吸困難」「せん妄」 講師:緩和ケア認定看護師
第7回「もしバナゲーム」 講師:緩和ケアチーム

 研修の講師は、緩和ケアチームの、認定看護師をはじめ、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーの多職種で研修の講師を担当しました。看護師講師の項目は、緩和ケア認定教育課程で学んだことや、緩和医療学会が行っているELNEC-J指導者養成研修での学びを活かして組み込みました。また、スイーツミーティングは、みんなで美味しいお菓子を食べ、看護を語れればと思い亀田総合病院の倉本先生のiACP主催の「もしバナゲーム」に参加した学びを緩和ケアチームがファシリテーターとなって、当院のベーシックコースで実施しました。
7回のコースを実施し毎回20名前後の看護師・コメディカルスタッフが参加しました。全過程修了した職員は1年目は6名、2年目は3名いました。

緩和ケアチームのメンバー
緩和ケア

研修に参加した参加者は、講義内容は「わかり易かった」「実践に活かせる」といった意見を多くもらいました。
課題としては、緩和ケアベーシックでの学びを現場でどのように活かされているのかといった調査は行っていません。
現段階では、受講するスタッフを増やしてゆき、ゆくゆくは院内コンサルテーションが増加するなどの数値化して効果が見えてくることも出来ればと思っています。
3年目の今年度は、コロナウィルスの影響により院内での集合研修が行えなくなっていますが、一般病院でも行える緩和ケアを目指して、今後も知識・技術・ケアの底上げに貢献していきたいと思います。

金沢文庫病院  今 方美

2021年4月紹介 皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師

 今日はIAD(失禁関連皮膚炎)についてお話しさせて頂きたいと思います。IADは尿または便が皮膚に接触することにより生じる皮膚炎を言います。近年おむつの質改善が進み以前に比べて吸収力が高く、かぶれにくいおむつが提供されるようになっています。
ところがIADの発生率は17.0%と褥瘡有病率と比較しても高いと言えます。

IADを予防する為にはどうしたらいいの?

【清拭】

  • ウェットタイプを用いて拭き取る
  • 皮膚は擦らず、タオルは機械的刺激が多いため使用を控える
  • ウェットタイプで排泄物の除去が困難な場合は、皮膚清拭剤を使用する。
  • 清拭のみでは排泄物の除去が困難な場合は、微温湯で洗い流す。

【洗浄】

  • 1日1回、皮膚洗浄剤を用いて皮膚に付着した排泄物や垢を除去し洗い流す。
  • 皮膚に与える化学的刺激を最小限にするために、弱酸性の皮膚洗浄剤を選択する。
  • 洗浄力の高い皮膚洗浄剤は、過剰に皮脂を除去するため慎重に使用する。
  • 皮膚洗浄剤が残らない様十分に微温湯で洗い流す。

【保湿】

  • 保湿剤の塗布は1日1回以上行う
  • 洗浄により皮脂が洗い流されるため、洗浄後あるいは入浴後に塗布する。   など

 皮膚に付着した排泄物を除去し、皮膚を清潔に保つための「清拭・洗浄」、排泄物による皮膚生理機能への影響を正常化するための「保湿」が大切になります。
清拭・洗浄・保湿のポイントを押さえて健康な皮膚を維持しましょう。

上尾中央第二病院  鈴木 雅子

2019年度 AMG認定看護師一覧(分野別)

救急看護

症状変化(慢性期疾患含む)・急変時対応・急性期看護・災害対応・虐待を得意とする分野です。緊急度や重症度に応じた対応はもちろんのこと、家族看護・自宅管理・予後を考え年齢問わず対応します。

皮膚・排泄ケア

創傷・オストミー・失禁の3分野からなる認定看護師です。皮膚・排泄ケアの基本はスキンケアであり、さまざまな施設で課題を抱えていると思います。

集中ケア

重症な患者さま、およびそのご家族に対する看護を得意とする分野です。呼吸・循環などに障害がある患者さまを支援したり、早期リハビリテーションを実施することで、患者さまの回復を早めます。

緩和ケア

病気の治癒を目的としたものではなく、苦痛を取り除き、患者さまとご家族にとって、可能な限りその人らしく快適な生活を送れるようケアします。病気の早い段階から適応され、治療と平行して行われます。

がん化学療法看護

抗がん剤治療を受ける患者さん・ご家族が、自分らしい生活を大切にしながら、治療を決定し継続していくための看護を提供します。

がん性疼痛看護

がん性疼痛(トータルペイン)のある患者さん・家族への疼痛緩和のケア・指導を行います。患者さん・ご家族のQOLを維持、向上出来ることを目指しています。

訪問看護

在宅療養環境を調整し安心して過ごせるように支援しています。不安なく介護を行えるよう家族の支援をしています。(がん末期・在宅看取りや医療依存度の高い利用者の療養を可能にしています。)

感染管理

医療関連感染(院内感染)は患者のみならず、医療従事者を含め施設に出入りをするすべての人々に起こりうることです。日常の感染対策や季節性に流行する感染症の対策、医療従事者を守るための職業感染対策まで、さまざまな場面での感染対策に取り組んでいます。

糖尿病看護

糖尿病発症予防から合併症まで患者・家族の方々の療養生活を支援しています。糖尿病療養に関わるスタッフの相談や指導。糖尿病教室の企画実施。一般の方々に糖尿病について啓蒙活動を行っています。

手術看護

手術決定から回復期の周術期看護を提供します。重症な病態を持つ患者さまの手術に対して、年齢を問わず対応します。また手術侵襲を最小限にし、二次的合併症を予防するための安全管理(体温・体位管理、手術機材・機器の適切な管理など)を行っています。

摂食・嚥下障害看護

健康に活動する人にとって食べる・飲み込むことができるのは当たり前のことですが、摂食・嚥下が障害されると窒息、誤嚥性肺炎、脱水、低栄養など生命を脅かす問題や食べる楽しみが奪われてしまう生活の質に影響する問題となります。一緒に援助方法を考えていきましょう。

小児救急看護

小児救急におけるトリアージ・救急看護・虐待対応・ホームケア・事故予防の5つの分野からなります。また、子どもの健やかな成長発達のための家族支援をしていくことを目的としています。

認知症看護

認知症者の権利を擁護(アドボカシー)し、病態・病状の悪化を防ぎ、発症から終末期に至るまでその人らしく過ごせるよう、認知症者を取りまく様々な環境を整え、QOLの維持・向上を図る看護師です。

脳卒中リハビリテーション看護

超急性期から一貫した効率的なリハビリテーションにより、脳卒中患者の重篤化を回避するためのモニタリングとケアを行います。そして再び、食べる、話す、トイレで排泄する、歩くなどの生活の再構築に向けたリハビリテーション看護を実践していきます。

慢性心不全看護

心不全増悪による入退院の繰り返しは、患者・家族のQOLを低下させるのみならず医療経済の圧迫に繋がることから、社会問題として捉えられてきています。そこで、患者が心不全を増悪させることなく質の高い療養生活を過ごせるような支援や心不全への予防的取り組みをしていきます。

慢性呼吸器疾患看護

COPDをはじめ、急性増悪を繰り返しながら呼吸機能障害が徐々に進行し呼吸困難の増強と全身に合併症を生じます。そのため、日常生活動作に支障をきたし患者、家族のQOL低下を招くことにもつながります。そこで、急性増悪をすることなく安定した症状が継続できるよう患者へ教育支援を提供します。

透析看護

透析療法を必要としている患者さんおよびご家族が、療養生活に必要な技術の実践と合併症予防のための自己管理への指導を行います。末期腎不全期の腎代替療法の選択、透析導入、透析中断に関わる意思決定の支援を行います。透析療法を安全、安楽に実施するための、安全管理や透析条件の検討など、他職種と連携し、個別性に添ったチームアプローチをしていきます。