AMG看護本部
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認定看護師の活動

専門・認定看護師の活動

専門・認定看護師資格取得後の活動として「認定看護師研究会」があります。定期的に情報交換、研修会の企画・運営を行っています。また、AMGコンサルテーション規定集「DREAM」がグループ内全施設に配布されており、専門・認定看護師が直接施設に訪問して教育・指導を行っています。

専門・認定看護師を目指す方へ

スペシャリストを目指すためのサポート体制があります

資格支援制度

  1. 専門看護師

    上限240万円の奨学金を受け、大学院に通学しながら病院でアルバイトもできます。
    (AMG勤続5年以上の方が対象です。)

  2. 認定看護師

    認定看護師養成機関に通学中も、給与が支給されます。
    (AMG勤続1年以上の方が対象です。勤続3年以上で10割支給します)

リレーコラム

各分野の認定看護師が毎月リレー形式で活動紹介をいたします。
私たちは認定看護師として専門性を活かした看護の実践に努めています。

AMG認定看護師のリレーコラム

2020年10月紹介 手術看護

手術看護

 世界中、日本中が新型コロナウイルス(COVID-19)の広がりに混乱する中、三郷中央総合病院手術室では4月に、COVID-19陽性疑い患者の対応手順書作成を行い、人員配置調整や感染防止対策を実践しております。

 「新型コロナウイルス陽性および疑い患者に対する外科手術に関する提言」では、『エアロゾルを発生し得る処置としては、気管挿管および抜管、気管切開、マスク換気は飛沫感染のリスクが高い』(一部抜粋)と言われています。そのため、当院では全身麻酔を受ける患者の挿管・抜管時に写真のような架台を使用してエアロゾルが飛散しないような対策を行っています。

 この架台は、COVID-19対策について他施設との情報交換の場で紹介されていた架台をヒントに、ホームセンターで売っているパイプと連結管を利用し当院の麻酔科医、看護師、臨床工学技士と共同で作成しました。

 ビニールは試行錯誤を重ね、現在は90Lと20Lのビニール袋を組み合わせて患者の上半身を覆っています。
作成に当たっては挿管チューブや喉頭鏡がパイプと干渉しないように麻酔科医側のパイプを取り除き、患者の肩にパイプが当たらないように幅を調整するなど工夫しています。まだまだ改善の余地はありますが、この架台は患者と職員の安全を守るための重要な役割を果たしてくれています。

 また、当手術室では全ての挿管・抜管時には麻酔科医、介助看護師にはN95マスクを装着していますが、物資が限られているため、挿管・抜管の介助看護師は1日1~2名に限定しています。

あらゆる病院施設で物資不足や、スタッフの不安、人員制限による疲弊など様々な壁が立ちはだかっている状況であると思います。当手術室でもこのような困難な状況が続いていますが、これまでの感染対策を見直すいいきっかけとなったと思います。ピンチはチャンスと捉え、スタッフ一丸となって力を合わせ、この困難を乗り越えていきたいと思っています。

三郷中央総合病院  鈴木 和佳子

2020年10月紹介 皮膚・排泄ケア

皮膚・排泄ケア

 今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、日常生活に様々な変化が生まれています。医療現場でもコロナ関連の対策に追われる日々が続いていますが、その中で皮膚・排泄ケア認定看護師に「マスク皮膚炎」について相談が寄せられました。

 新型コロナ対策でマスクを着ける生活が定着化してきましたが、医療現場では感染対策上、医療用マスクの装着が必須となります。その為、長時間の装着による肌トラブルの報告が増加しています。医療従事者に関わらず、マスクによる皮膚トラブルの原因と対処法について参考にしていただければ幸いです。

1.マスク皮膚炎の原因
マスクによる摩擦、蒸れ、接触が原因です。長時間また高気温下での装着により、マスク内の湿度が高くなり、皮膚が湿潤することで却って保湿機能が低下します。また表情や口の動きにより肌とマスクが擦れ、物理的刺激が加わることで角質層がダメージを受けます。マスクの蒸れにより角質が厚くなると、毛穴に皮脂が溜まりニキビが発生しやすくなります。マスクを外した際に必要な水分まで蒸発するので皮膚が乾燥します。乾燥が進行すると、角質層のバリア機能が低下し、細菌やアレルゲンが侵入しやすくなりトラブルの原因となります。また、マスクの素材自体による接触性皮膚炎やアレル細菌やアレルギー性皮膚炎の可能性もあります。

2.一般的な対策

  • プライベートではかぶれない素材や布マスク等、通気性の良いマスクを選ぶ。
  • サイズの合ったマスクを使用する
  • 摩擦軽減のためにマスクと肌の間に柔らかい布を挟む。
  • 皮膚の保湿ケア、マスク着用前にワセリンを外用する。
  • 定期的にマスクを外して蒸れを逃す。
  • 口周りに汗をかいた際はこまめに拭き取る。保冷剤などで冷やす。
今後もマスクの着用が必要な期間が続くと思われます。肌を守りながら感染対策を行うようにしていきましょう。

彩の国東大宮メディカルセンター  藤屋 聡子

2019年度 AMG認定看護師一覧(分野別)

救急看護

症状変化(慢性期疾患含む)・急変時対応・急性期看護・災害対応・虐待を得意とする分野です。緊急度や重症度に応じた対応はもちろんのこと、家族看護・自宅管理・予後を考え年齢問わず対応します。

皮膚・排泄ケア

創傷・オストミー・失禁の3分野からなる認定看護師です。皮膚・排泄ケアの基本はスキンケアであり、さまざまな施設で課題を抱えていると思います。

集中ケア

重症な患者さま、およびそのご家族に対する看護を得意とする分野です。呼吸・循環などに障害がある患者さまを支援したり、早期リハビリテーションを実施することで、患者さまの回復を早めます。

緩和ケア

病気の治癒を目的としたものではなく、苦痛を取り除き、患者さまとご家族にとって、可能な限りその人らしく快適な生活を送れるようケアします。病気の早い段階から適応され、治療と平行して行われます。

がん化学療法看護

抗がん剤治療を受ける患者さん・ご家族が、自分らしい生活を大切にしながら、治療を決定し継続していくための看護を提供します。

がん性疼痛看護

がん性疼痛(トータルペイン)のある患者さん・家族への疼痛緩和のケア・指導を行います。患者さん・ご家族のQOLを維持、向上出来ることを目指しています。

訪問看護

在宅療養環境を調整し安心して過ごせるように支援しています。不安なく介護を行えるよう家族の支援をしています。(がん末期・在宅看取りや医療依存度の高い利用者の療養を可能にしています。)

感染管理

医療関連感染(院内感染)は患者のみならず、医療従事者を含め施設に出入りをするすべての人々に起こりうることです。日常の感染対策や季節性に流行する感染症の対策、医療従事者を守るための職業感染対策まで、さまざまな場面での感染対策に取り組んでいます。

糖尿病看護

糖尿病発症予防から合併症まで患者・家族の方々の療養生活を支援しています。糖尿病療養に関わるスタッフの相談や指導。糖尿病教室の企画実施。一般の方々に糖尿病について啓蒙活動を行っています。

手術看護

手術決定から回復期の周術期看護を提供します。重症な病態を持つ患者さまの手術に対して、年齢を問わず対応します。また手術侵襲を最小限にし、二次的合併症を予防するための安全管理(体温・体位管理、手術機材・機器の適切な管理など)を行っています。

摂食・嚥下障害看護

健康に活動する人にとって食べる・飲み込むことができるのは当たり前のことですが、摂食・嚥下が障害されると窒息、誤嚥性肺炎、脱水、低栄養など生命を脅かす問題や食べる楽しみが奪われてしまう生活の質に影響する問題となります。一緒に援助方法を考えていきましょう。

小児救急看護

小児救急におけるトリアージ・救急看護・虐待対応・ホームケア・事故予防の5つの分野からなります。また、子どもの健やかな成長発達のための家族支援をしていくことを目的としています。

認知症看護

認知症者の権利を擁護(アドボカシー)し、病態・病状の悪化を防ぎ、発症から終末期に至るまでその人らしく過ごせるよう、認知症者を取りまく様々な環境を整え、QOLの維持・向上を図る看護師です。

脳卒中リハビリテーション看護

超急性期から一貫した効率的なリハビリテーションにより、脳卒中患者の重篤化を回避するためのモニタリングとケアを行います。そして再び、食べる、話す、トイレで排泄する、歩くなどの生活の再構築に向けたリハビリテーション看護を実践していきます。

慢性心不全看護

心不全増悪による入退院の繰り返しは、患者・家族のQOLを低下させるのみならず医療経済の圧迫に繋がることから、社会問題として捉えられてきています。そこで、患者が心不全を増悪させることなく質の高い療養生活を過ごせるような支援や心不全への予防的取り組みをしていきます。

慢性呼吸器疾患看護

COPDをはじめ、急性増悪を繰り返しながら呼吸機能障害が徐々に進行し呼吸困難の増強と全身に合併症を生じます。そのため、日常生活動作に支障をきたし患者、家族のQOL低下を招くことにもつながります。そこで、急性増悪をすることなく安定した症状が継続できるよう患者へ教育支援を提供します。

透析看護

透析療法を必要としている患者さんおよびご家族が、療養生活に必要な技術の実践と合併症予防のための自己管理への指導を行います。末期腎不全期の腎代替療法の選択、透析導入、透析中断に関わる意思決定の支援を行います。透析療法を安全、安楽に実施するための、安全管理や透析条件の検討など、他職種と連携し、個別性に添ったチームアプローチをしていきます。