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認定看護師の活動
専門・認定看護師の活動
専門・認定看護師資格取得後の活動として「認定看護師研究会」があります。定期的に情報交換、研修会の企画・運営を行っています。また、AMGコンサルテーション規定集「DREAM」がAMGポータル(AMG職員専用サイト)から閲覧できます。専門・認定看護師が直接施設に訪問して教育・指導を行っています。
専門・認定看護師を目指す方へ
スペシャリストを目指すためのサポート体制があります
資格支援制度
- 専門看護師
上限240万円の奨学金を受け、大学院に通学しながら病院でアルバイトもできます。
(AMG勤続5年以上の方が対象です。) - 認定看護師
認定看護師養成機関に通学中も、給与が支給されます。
(AMG勤続1年以上の方が対象です。勤続3年以上で10割支給します)
リレーコラム
各分野の認定看護師が毎月リレー形式で活動紹介をいたします。
私たちは認定看護師として専門性を活かした看護の実践に努めています。
2026年10月紹介 緩和ケア認定看護師
こんにちは。白岡中央総合病院の増田奈々美です。
2025年度に緩和ケア認定看護師の資格を取得し、現在は外科系混合病棟に所属しています。病棟で一スタッフとして、緩和ケア認定看護師として日々患者さんと関わりながら、緩和ケアチームの一員としても活動しています。
緩和ケア認定看護師として活動する中で、私が大切にしていることは、「患者さんにとって何がつらいのか」を一緒に考えることです。
痛みや呼吸困難などの身体的な苦痛だけではなく、不安や家族への思い、これからの生活への心配など、患者さんが抱える苦痛はさまざまです。また、患者さんへのケアだけでなく、スタッフからの相談を受け、一緒に考えることも大切な役割の一つです。
「この患者さんへの声かけ、どうしたらいいかな」「症状がつらそうだけど、何かできることはないかな」そんな日々の疑問や困りごとを気軽に相談してもらえる存在でありたいと思っています。
緩和ケアは、特別な誰かだけが行うものではありません。患者さんの小さな変化に気づき、その人の想いに耳を傾けることも緩和ケアの大切な一歩です。「患者さんにとって、今、一番大切なことは何だろう?」その視点をスタッフの皆さんと共有しながら、患者さんとご家族がその人らしく過ごせるよう支えていきたいと思います。
白岡中央総合病院 増田 奈々美
2026年10月紹介 感染管理認定看護師
私は2025年に資格を取得し、専任の感染管理特定認定看護師として感染管理課に所属をしています。手洗いや手指消毒をはじめとする感染対策の指導や相談、職員教育、感染症発生時の対応、地域の医療機関と連携した研修などを行い、ICTメンバーと共に安全で安心な医療環境づくりに取り組んでいます。
また、特定行為の「感染に係る薬剤投与関連」を活かし、医師・薬剤師・臨床検査技師と共に、抗菌薬適正使用チーム(AST)の一員としても活動中です。血液培養陽性患者や長期投与患者を対象に抗菌薬の使用状況を確認し、主治医へde-escalationなどの提案を行っており、8割程度の受諾を頂いています。
抗菌薬は感染症の治療に欠かせない薬ですが、使い過ぎや不適切な使用では強い抵抗力を持つ細菌が生き残り、抗菌薬が効きにくい「薬剤耐性菌」を増やす原因となります。対策をとらなければ2050年には薬剤耐性に関連する年間死亡者数が全世界で1000万人に達し、がんによる死亡者数を上回ると予測されており、抗菌薬の適正使用は未来の医療を守るために欠かせない課題です。患者さんの状態や検査結果を踏まえ、最適な抗菌薬が安全に使用されるよう、チームで継続的に支援していくことが重要だと考えています。
彩の国東大宮メディカルセンター 仲間 智恵
AMG認定看護師一覧(分野別)
救急看護症状変化(慢性期疾患含む)・急変時対応・急性期看護・災害対応・虐待を得意とする分野です。緊急度や重症度に応じた対応はもちろんのこと、家族看護・自宅管理・予後を考え年齢問わず対応します。
皮膚・排泄ケア創傷・オストミー・失禁の3分野からなる認定看護師です。皮膚・排泄ケアの基本はスキンケアであり、さまざまな施設で課題を抱えていると思います。
集中ケア重症な患者さま、およびそのご家族に対する看護を得意とする分野です。呼吸・循環などに障害がある患者さまを支援したり、早期リハビリテーションを実施することで、患者さまの回復を早めます。
緩和ケア病気の治癒を目的としたものではなく、苦痛を取り除き、患者さまとご家族にとって、可能な限りその人らしく快適な生活を送れるようケアします。病気の早い段階から適応され、治療と平行して行われます。
がん化学療法看護抗がん剤治療を受ける患者さん・ご家族が、自分らしい生活を大切にしながら、治療を決定し継続していくための看護を提供します。
がん性疼痛看護がん性疼痛(トータルペイン)のある患者さん・家族への疼痛緩和のケア・指導を行います。患者さん・ご家族のQOLを維持、向上出来ることを目指しています。
訪問看護在宅療養環境を調整し安心して過ごせるように支援しています。不安なく介護を行えるよう家族の支援をしています。(がん末期・在宅看取りや医療依存度の高い利用者の療養を可能にしています。)
感染管理医療関連感染(院内感染)は患者のみならず、医療従事者を含め施設に出入りをするすべての人々に起こりうることです。日常の感染対策や季節性に流行する感染症の対策、医療従事者を守るための職業感染対策まで、さまざまな場面での感染対策に取り組んでいます。
糖尿病看護糖尿病発症予防から合併症まで患者・家族の方々の療養生活を支援しています。糖尿病療養に関わるスタッフの相談や指導。糖尿病教室の企画実施。一般の方々に糖尿病について啓蒙活動を行っています。
手術看護手術決定から回復期の周術期看護を提供します。重症な病態を持つ患者さまの手術に対して、年齢を問わず対応します。また手術侵襲を最小限にし、二次的合併症を予防するための安全管理(体温・体位管理、手術機材・機器の適切な管理など)を行っています。
摂食・嚥下障害看護健康に活動する人にとって食べる・飲み込むことができるのは当たり前のことですが、摂食・嚥下が障害されると窒息、誤嚥性肺炎、脱水、低栄養など生命を脅かす問題や食べる楽しみが奪われてしまう生活の質に影響する問題となります。一緒に援助方法を考えていきましょう。
小児救急看護小児救急におけるトリアージ・救急看護・虐待対応・ホームケア・事故予防の5つの分野からなります。また、子どもの健やかな成長発達のための家族支援をしていくことを目的としています。
認知症看護認知症者の権利を擁護(アドボカシー)し、病態・病状の悪化を防ぎ、発症から終末期に至るまでその人らしく過ごせるよう、認知症者を取りまく様々な環境を整え、QOLの維持・向上を図る看護師です。
脳卒中リハビリテーション看護超急性期から一貫した効率的なリハビリテーションにより、脳卒中患者の重篤化を回避するためのモニタリングとケアを行います。そして再び、食べる、話す、トイレで排泄する、歩くなどの生活の再構築に向けたリハビリテーション看護を実践していきます。
慢性心不全看護心不全増悪による入退院の繰り返しは、患者・家族のQOLを低下させるのみならず医療経済の圧迫に繋がることから、社会問題として捉えられてきています。そこで、患者が心不全を増悪させることなく質の高い療養生活を過ごせるような支援や心不全への予防的取り組みをしていきます。
慢性呼吸器疾患看護COPDをはじめ、急性増悪を繰り返しながら呼吸機能障害が徐々に進行し呼吸困難の増強と全身に合併症を生じます。そのため、日常生活動作に支障をきたし患者、家族のQOL低下を招くことにもつながります。そこで、急性増悪をすることなく安定した症状が継続できるよう患者へ教育支援を提供します。
透析看護透析療法を必要としている患者さんおよびご家族が、療養生活に必要な技術の実践と合併症予防のための自己管理への指導を行います。末期腎不全期の腎代替療法の選択、透析導入、透析中断に関わる意思決定の支援を行います。透析療法を安全、安楽に実施するための、安全管理や透析条件の検討など、他職種と連携し、個別性に添ったチームアプローチをしていきます。