入職半年が経過した時点の薬剤師が、最も印象的と感じた仕事を紹介します
※写真と本文との整合性はありません。
所属:200床以上 一般病院
化学療法実施のため入院した患者さんへの服薬指導が最も印象的です。
患者さんは、化学療法は初回では無かったため、前回は下痢や食欲不振などの副作用が辛かったとのこと。自分にとっては初めての化学療法を行う患者さんであったため、病棟での勤務の日は欠かさず伺って副作用症状の確認を行いました。
だんだんと、小さなことでも話して下さるようになり、「《薬剤師名》さんが来てくれると、本当に元気出るよ。また来てよ。」とお言葉を頂け、とても心に響きました。
患者さんのことを第一にということをまさに実践できました。
所属:200床未満 一般病院
最も印象的な仕事は、病棟での患者さんとのコミュニケーションです。
自己管理吸入薬の使用状況を確認しながら、他に気になる所を尋ねた際に、度々訴えがありました。その症状について医師へ処方を提案し、1つ1つ対応していきました。
患者のところに行くと、「また来てくれたのか。ありがとう。」と言葉を頂いた事が印象的でした。患者さんのもとへ頻回に行き、訴えがあればすぐに行動しました。
所属:200床未満 一般病院
病棟担当薬剤師として働く先輩の姿をみて、仕事量の多さに驚き、自分にできることがあればと様子を伺い、声を掛けるように心がけていました。
これによって、自分が調剤室にいても、病棟がどんな様子なのか推察することができるようになり、先回りして動けるようになりました。先輩薬剤師から「いつも感謝しているよ」という言葉を頂けて嬉しかったことが印象的です。
入職したばかりの自分に出来ることは少ないですが、先輩薬剤師の動きをよく観察して、次に何をするべきか自発的に考えることが増えてきました。
所属:200床以上 療養病院
病院の行事である秋祭りのスタッフを行った時のことです。慢性期の病院のため、治療して退院するというよりは、残りの人生を病院で過ごすという患者さんが多くいらっしゃるので、少しでも楽しんで頂きたいという病院の考えで始まりました。
普段は調剤業務に専念していたため、始めて患者さんと触れ合える機会でした。患者さんやご家族との笑顔を見ることで初心に返ることができました。
自分が調剤した点滴をしている患者さんを見て、「自分はこの方々の命を繋ぐ、大切な薬を調剤している。これからはそのことを忘れずに調剤しよう。」と、薬剤師という職業を見直す時間になりました。