教育・研修

第7回AMG放射線部 消化管技術研究会

日時: 平成28年3月4日(金)15:00~17:20
場所: サニー南神田ビル
報告者:曽根 達也

第7回AMG放射線部消化管技術研究会は28名の参加者が集まり開催されました。
メーカー講演では、カイゲンファーマ株式会社の安永様より『胃X線検査による、H.pylori感染の背景胃粘膜診断』というテーマでお話をして頂きました。ピロリ菌についてから始まり、胃がんとの関係ピロリ感染胃粘膜の病理、背景胃粘膜X線診断の基礎と応用、背景胃粘膜描出のための撮影法と工夫について詳しく教えて頂きました。

吉川中央総合病院による症例紹介では、小腸との交通を伴う横行結腸癌の症例が示されました。癌により穿通が形成された貴重な症例であり、その検査中の透視画像を動画で見る臨場感のある報告でした。

症例検討会では、胃体下部後壁〔11×16mmのⅡc+Ⅱa型、深達度:MP(T4a)〕と前庭部大弯〔6×7mmのⅡa型、深達度:M(T1a)〕の二ヶ所に癌のある珍しい症例が東川口病院より示されました。後者の癌は、UGIでは指摘が難しく、内視鏡でもSMT様の所見であり、生検により偶然に癌が発見された症例でした。検査中は一つの病変にだけ集中することなく、全体をよく観察することの大切さを教えて頂けた症例でした。

今回の研究会では、技師読影の必要性を再確認することのできる内容となりました。今後も撮影技術とともに読影力を向上できるよう努力していきたいと思います。

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第11回AMG放射線部 埼玉西ブロック研修会

日時: 平成28年2月20日(土)15:00~17:30
場所: 彩の国東大宮メディカルセンター
報告者: 木村 千尋

初めに、田中部長よりAMG放射線部による収入が病院の収入にどれほど貢献しているかというお話がありました。全てのモダリティにおいて、件数は右肩上がりに増え、それに伴い病院の収入も増していることがわかりました。普段の業務では知る事のできない内容であった為、とても興味が湧くと共に 病院の収入に放射線技師が大きく貢献しているということを知ることができました。

続いて、伊奈病院の加賀谷さんによるGE社製DXA装置PRODIGY-advanceの使用経験について発表がありました。旧装置であるDPX-NTから主としてナローファンビームへの変更がされ、測定時間の短縮と測定イメージの向上、仰臥位における前腕骨の撮影、Image Preview機能の4点について変化がみられたということがわかりました。

彩の国東大宮メディカルセンターの島田さんからはPET-CTの使用経験についての発表がありました。体重などによってFDGの投与量を変えなくても、画質等が維持されているかという検証でした。結果として、投与量を細かく変えなくても維持できており、今後はもっと検証を続け、検討していく必要があるということでした。

最後に、彩の国東大宮メディカルセンターの施設見学を行いました。全てのモダリティに更衣室が完備されており、動線が整っていると感じました。当院にて、新しいMRIが更新される際には参考にしたいと思います。

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第8回AMG放射線部 千葉ブロック研究会

日時: 平成28年2月13日(土)15:30~17:30
場所: 千葉愛友会記念病院
報告者: 川島 修一

今年度の千葉ブロック研究会は千葉愛友会記念病院で開催されました。
開会挨拶では田中部長から「放射線技師の給料はどのように支払われているのか?」という興味深いテーマより、病院・放射線部の収益データを解説しながら、分かりやすく説明して下さいました。また、次年度の診療報酬の改定にも触れ、撮影技術が認められたことによる加算があったこと等を教えて頂きました。

メーカーによるご講演では、GEヘルスケアジャパン社よりMRI最新アプリケーションの紹介をして頂きました。MAGnetic resonance imaging Compilationというアプリは「一度の撮像データから複数のコントラストの画像を作成できる」というものであり、検査率の向上と共に、読影が難しい症例に役立つものでした。

根本杏林堂社からは、造影剤の注入量・注入速度とCT値の関係をTDCで解説する基礎的なところから、Test Injection法とBolus Tracking法の利点を融合させた Test Bolus tracking Method による最新の造影方法までを教えて頂きました。これからCT検査を担当する当院の新人技師にも、分かりやすく重要な内容でした。

各施設による発表では、千葉愛友会は放射線技師の訓練となるもの、勝田はガンマナイフに関するもの、柏厚生は放射線防護衣の管理について、津田沼は仙腸関節撮影について発表しました。
そして、船橋による「当院で行っている特殊な撮影 ひつじ」の発表は、ACL再建術を自身の大腿の腱ではなく、豚の脚の腱で代用できないか?というもので、人間の脚の構造に類似した羊の脚に豚の腱を移植した経過を追う内容でした。結果、多くの豚の腱は溶けてしまったということでしたが、とても面白いものでした。次は牛の腱を試すとのこと、発表が楽しみです。

メーカーによる講演、各施設による発表があり、業務の向上につながる有意義な時間を過ごした後は、和やかに懇親会が行われました。

第8回AMG放射線部 千葉ブロック研究会 第8回AMG放射線部 千葉ブロック研究会
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第8回AMG放射線部 MRI技術研究会

日時: 平成28年2月5日(金)15:00~17:00
場所: GEヘルスケアジャパン埼玉支店
報告者: 秋山 一平

はじめに田中部長より、AMG放射線部は病院の収益の中でどのくらいの割合を占めているのかというお話がありました。ほぼ全てのモダリティにおいて件数は右肩上がりに増加しており、件数が増える分、病院の収入も増えるという事を講演いただきました。普段の業務の中ではあまり知る事のない内容で大変興味が湧くと共に病院の収入に放射線技師が大きく貢献していることがわかりました。

1つ目の講演では、MRIの各種動き補正のPROPELLER,PROMO,NAVIGATORの3種類の方法について聴講しました。その中で重要なことは患者様の状態により、どの補正方法が適しているのか判断し、使い分ける事が必要ということでした。補正をかけると撮影時間が延びてしまうという欠点があるので、撮影時間を延ばして補正をかけるか、補正をかけずに撮影時間を短くして撮影するかを判断し、より良い画像を提供する事が重要であり、その判断をする為には、各補正を理解しなければならないということがわかりました。

次に柏厚生総合病院の豊福技師からは、頚部撮影時における脂肪抑制ムラの改善方法について発表がありました。頚部の検査においてCHESS法で撮影した場合、脂肪抑制ムラがでていることから、その原因となる凹凸を無くす為、生米やBB弾を使用した器具を作成して検査を実施したところ、より良い画像が撮影できたことを報告いただきました。現在は器具やアプリケーションが発達し、それに頼ることが多くなる中、技師の工夫で解決できる事が多くあるということがわかりました。

今回のMRI技術研究会では、日常業務に活かせる内容を多く聴講することができ、非常に有意義な研究会となりました。

第8回AMG放射線部 MRI技術研究会 第8回AMG放射線部 MRI技術研究会
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第16回AMG放射線部 CT技術研究会

日時: 平成28年1月14日(土)15:00~17:00
場所: バイエル薬品株式会社
報告者: 稲見 昌明

東京駅から徒歩5分の会場で、今回は27人が集まり開催されました。
AMG放射線部 部長のあいさつでは、病院の収入と放射線部の収入について実績データをもとに解説いただき、来年度の診療報酬改定に向けて意識付くものとなりました。

基調講演の最新トピックで海外の近年の研究において、“造影剤投与後の腎機能低下はほとんどが造影剤によるものではない”ということが明らかになってきているとのこと。日本での造影剤投与後の腎機能低下の認識は、造影剤によって引き起こされる腎症CIN(造影剤腎症)と用語しているが、海外ではAKI(Acute Kidney Injury)急性腎障害という用語に代わってきているとのことでした。

施設演題では、津田沼中央総合病院より検診での被ばくの最適化を目的として、検診用プロトコルを自動管電圧調整、基準となるクオリティリファレンスmAsを少しずつ下げていき、読影医と評価を重ねて、逐次近似画像再構成法にて画像作成を行っているとのことでした。実際には線量を最大48.5%に落とすことが出来たとの報告でした。

メディカルトピア草加病院ではCTでSMTを描出するために、発泡剤を飲ませたり飲水した水を退かせるために右側臥位にて撮影を行なうとのことでした。腹腔境手術の支援データとして、重要な役割を果たしています。

東大宮メディカルセンターからはGE社製の使用経験報告でしたが、他社製ユーザーでもあったことから、両方の特徴を織り交ぜての詳しい報告となり、出席者はとても参考になったと思われます。
今回の施設演題も各施設で活用できる内容であり、業務の向上に役立つ有意義な研究会となりました。

第16回AMG放射線部 CT技術研究会 第16回AMG放射線部 CT技術研究会
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第18回AMG放射線部 神奈川ブロック研修会

日時: 平成27年11月28日(土)16:00~17:30
場所: 桜ヶ丘中央病院
報告者:吉野 裕彦

平成27年度の神奈川ブロック研修会は、桜ヶ丘中央病院にて20名の参加者で開催されました。
メーカー講演では富士フィルムメディカル(株)様の御協力により「EI値について」の講演をして頂きました。
X線画像の撮影感度は、メーカー・システムごとに独自の感度指標値が提供されており、異なるメーカーの装置を使用する場合など、表示される感度値と線量の関係を把握するのが煩雑になっていました。そこで、IEC(国際電気標準化委員会)によって、標準化された新しい感度指標値がExposure Index(EI)です。
近年、医療被ばくへの関心が高まってきておりますので、我々放射線技師は低被ばく線量での撮影を考慮し、尚且つ診断価値のある画像を提供するのが使命です。
今後はEI値を指標とし、低線量での撮影を確立化していけたらと考えております。

演題発表では、笛吹中央病院より「当院看護師のMRIに関する認識調査」の発表がありました。
医療安全の観点から、MRI検査だけではなく、放射線業務全般の看護師向けの勉強会が必要ではないかと感じました。
金沢文庫病院からは「FPD使用経験からの評価」の発表がありました。
FPDの使用により、撮影時間の短縮・撮影線量の低減をすることが見込めるため、全施設での設置が不可欠だと考えました。
これからも神奈川ブロック研修会を継続して、各個人のスキルアップ、各施設間での情報共有を図っていきたいと思います。

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第6回AMG放射線部 MMG技術研究会

日時: 平成27年11月16日(月)15:00~17:00
場所: シーメンス本社
報告者: 中島 有里

今年度2回目の開催となるMMG技術研究会は、22人の参加者を迎えて大崎ウエストタワーにて行われました。開会の挨拶としてAMG放射線部田中部長より、著名人の乳癌報道から乳腺関連の検査が急増している現状などについてお話をして頂きました。

メーカー講演「乳癌診断の取り巻く環境」では、2年に1度改訂のある乳癌検診ガイドライン(日本乳癌学会編)で今年7月にマンモグラフィ検診推奨グレードがAからBに下がってしまったこと、それを受けて乳腺の画像診断がどのように変化していく可能性があるのかをお話頂きました。

高濃度乳腺のようなハイリスク乳房にはMRIが推奨グレードAとされていますが、マンモグラフィや超音波より感度が優れているとしても、現時点では造影剤が必要な検査であり、検診で簡単に用いられるものではありません。ハイリスク乳房にはトモシンセシスも有用ですが、装置メーカーにより被ばくも機能も大きく変わることから、新たな基準設定等が必要になると考えられます。

ビューワーモニタ―による症例画像の比較検討会では、従来の2D画像とトモシンセシスの画像との両方が用意され、2Dでは判別し難い内部の病変もトモシンセシスでは認識し易くなることを体感出来ました。しかし、一度に得られる画像枚数が多い為、読影をする側に負担がかかることから、用いる場面を検討する必要があると考えます。

第6回AMG放射線部 MMG技術研究会 第6回AMG放射線部 MMG技術研究会
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第7回AMG放射線部 MRI技術研究会

日時: 平成27年7月24日(金)15:00~17:00
場所: シーメンス・ジャパン株式会社
報告者: 石田 仁子

今回のMRI技術研究会は、AMG放射線部 田中部長の御挨拶から始まり、ジュニアレベルの技師を対象とした内容で総勢31名が参加しました。

メーカー講演ではMRIの基礎として、水素原子の捉え方や画像化・コントラストについてなど<MRIの原理>に基づいた詳細なご講演が行われ、MRI従事者にとっても基礎的知識を深められる内容でした。

施設演題発表では吉川中央総合病院の太刀川係長より、一般撮影やCTと違った固有のアーチファクトが多数存在するMRIアーチファクトとその対応についてのご講演がありました。アーチファクトについての基礎から撮影シーケンスまでを、実際の画像を交えながら分かりやすくご説明いただき、明日からでもすぐに役立つ知識を身に付けることが出来ました。

実際の臨床現場でMRIに従事し、臨機応変に撮影プロトコルを変更できる診療放射線技師になる為には、原理や基礎知識について必ず理解しておかなければなりません。外部の勉強会では原理に関して学べる機会が少ないなか、今回のMRI技術研究会では原理や基礎知識を再確認すると共に、更なる知識を深めることが出来た非常に有意義な時間でした。

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第4回AMG放射線部 スキルアップセミナー

日時: 平成27年6月20日 ~ 6月21日 17:00 ~ 翌12:00
場所: AMG軽井沢荘
報告者: 松本 剛

平成27年度は診療放射線技師法の改定により業務範囲が拡大したことで、診療放射線技師としての役割が益々高まっていく年となります。

AMG放射線部も今年4月に新たな仲間を加えて更なる飛躍が望まれるなか、6月20~21日の2日間に渡り、AMG軽井沢荘にて23名の参加者による主任及び主任クラスのレベルアップを目的としたスキルアップセミナーを開催しました。

前半のディスカッションでは、同じグループ内でも初めて顔を合わせる方も多く始めのうちは積極的な意見交換が見られませんでしたが、会が進行するにつれ皆の緊張感が取れていき、非常に多くの意見交換や情報共有が出来るようになりました。

後半のワークアウト方式によるグループワークでは『今、病院から放射線技師が求められているものは』・『教育方法の構築』・『離職率を下げるには』という難しいテーマにも関わらず、各々が積極的に意見を出し合い、問題点の抽出やフィッシュボーン・フォーブロックチャートを駆使して結論を出し、翌日の発表に至りました。

スキルアップセミナーに参加して様々な主任クラスの方々と意見交換をすることができて、とても有意義な時間を過ごす事ができました。ここで学んだことを日頃の業務に生かして、横のつながりを大事にしながらAMG放射線部がさらに発展できるように努力していきたいと思います。

第4回AMG放射線部 スキルアップセミナー 第4回AMG放射線部 スキルアップセミナー
第4回AMG放射線部 スキルアップセミナー

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第15回AMG放射線部 CT技術研究会

日時: 平成27年6月19日(金)15:00~17:00
場所: シーメンスジャパン
報告者: 関谷 薫

第15回CT技術研究会は25名の参加者が集い、品川で開催されました。
開会の挨拶にて、最近の国内実態調査結果に基づく診断参考レベルの設定に関して、AMG各施設の撮影線量が適正であるかの確認が必要であることを提言しました。新聞誌上では特にCTが着目されており、過剰被ばくを減らすためには医師と診療放射線技師の努力にかかっていると掲載されていました。

基調講演①では、基礎から最新情報と題して、水族館にいる海獣の健康管理にCTが用いられていることや、シェールガスなどの海洋資源発掘のため、船にデュアルエナジーのCTが積載され利用されているなど、医療機関以外での活用に関して知ることが出来ました。
基礎としては、FBP、SD、CNR、コンベンショナルスキャンからスパイラルスキャンへの変遷、マルチスライスは検出器が多ければ良いという訳では無いことなど、詳細に理解をすることが出来ました。

基調講演②では、CTアップグレード・オプションの最新情報として、CT装置を導入してから年数が経過してもオプションやアップグレードにて、最新のテクノロジーでの稼働が可能であることを理解しました。

施設演題では、千葉愛友会記念病院の前田英明氏より、CTに関する認定技師の取得方法として、X線CT認定技師・救急撮影認定技師の受験資格、講習会参加、試験内容、更新方法 等、技師会誌では掲載されていない項目についても講義をして頂きました。

アンケート結果からは、認定技師ならびに、認定施設取得が私たち診療放射線技師に課せられ、放射線部全体で取り組んでいくことの提案が記載されており、『たいへん充実した内容の研修会となった。』との回答が多数ありました。

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第5回AMG放射線部 MMG技術研究会

日時: 平成27年6月4日(水)15:00~17:00
場所: 上尾中央総合病院
報告者: 中島 有里

6月4日、上尾中央総合病院放射線技術部にて、第5回AMG放射線部MMG技術研究会が開催されました。本年度初回開催となる今回は、MMG初心者に向けた講義とポジショニングの実技演習が行われました。講義内容には、ポジショニングが何故大切なのかが分かるよう、乳腺葉の配置や予想できる拡がりなど、簡単な病理知識も含まれていました。

そして、乳癌の発症が一番多いとされるC、C’領域を最大限に写してくれるMLO撮影は、一方向撮影だけでは病変の位置を特定することが難しく、CC撮影はMLOのブラインドエリアの補填だけでなく、病変の位置特定の一部を担っているということも勉強しました。

実技演習では、MMG未経験者が多かったということもあり、撮影者の手の使い方が何度も説明されました。指先だけの点では触らず、手全体を使って面でポジショニング出来るよう、ファントムを使用して繰り返し練習が行われました。

また、ファントムを装着して受診者側の立場も体験しました。CC撮影では首が辛くなることから、手際の良い撮影の習得が必要であることを実感しました。 本日この場で学んだことを日常業務に活かせるよう、出来ることから少しずつ実践して頂けたらと思います。

第5回AMG放射線部 MMG技術研究会 第5回AMG放射線部 MMG技術研究会
第5回AMG放射線部 MMG技術研究会

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第30回AMG放射線部 合同研修会

日時:平成27年5月9日(土)15:00~17:30
場所:島津製作所 東京支社
報告者:二本栁 掌一

今年度のAMG放射線部合同研修会は148名の出席者を迎えて、第30回という記念すべき開催となりました。
田中部長のキックオフで幕は上がり、地域に密着した医療と良質な医療の提供として放射線部QIの評価をしていくこと。質の高い診療放射線技師を育成するために、クリニカル・マネジメントラダーを用いた教育システムを運用していくこと。働きやすい環境作りを施策していくことなど、放射線部の現状と今後の方向性を明確に示されました。医療の質の向上・人材育成は重要な要素であり、今後もAMG放射線部として力を注いでいくことが重要であると認識しました。

特別講演 「医療安全・質向上のための可視化と人財育成」
京都大学医学部付属病院放射線部 診療放射線技師長 東村 享治 先生

医療安全のお話では間違いを減らすための指差し呼称や患者様に名前を名乗って頂くことなどが、医療を携わる上でとても重要であることの確認でした。先生の勤務されている放射線部では、意識しなくても行動できるように毎日の朝礼で指差し呼称行動を全員で行っているとのことでした。

また、質向上および人財育成のお話では、放射線技師全員が一定のレベル以上の医療を提供できるようにすることが必要なため、新人や経験の浅い技師を教育していくことはもちろんだが、レベルの底上げを行うためには、その上にいる技師をきちんと教育していくことが重要であるというとても興味深いお話でした。その他にも学校では教えられない医療人としての現場教育についてのお話などもあり、記念開催にふさわしい有意義な時間を過ごせました。

第30回AMG放射線部 合同研修会 第30回AMG放射線部 合同研修会 第30回AMG放射線部 合同研修会

H第30回AMG放射線部 合同研修会

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第4回AMG放射線部 新入職員研修会

日時: 平成27年4月3日(金)10:00~16:50
場所: 上尾中央総合病院 D館4 階 食堂
報告者: 梅原克弘

平成27年度のAMG放射線部新入職員研修会は4月3日上尾中央総合病院にて新入職員31名を迎え開催しました。

今年度の内容は昨年度の講義に「目標の立て方と診療放射線技師に必要な接遇」、「医療安全対策KYTについて」、「診療報酬について」の3つを新たに加えた10講義が行われました。 新入職員は1日を通して社会人・医療人としての心構え、必要とされる人財について、クリニカルラダーについての受講をしたのち、診療放射線技師として最初に必要とされる専門的な講義を受講しました。

講義前半は放射線部の理念とVisionを理解する内容であり、診療放射線技師としての接遇について、造影剤の専門的な基礎知識と安全管理について、業務中のKYTについて等の医療安全対策に関する内容を学びました。

講義後半は個人情報保護や医療情報ネットワーク等の医療情報に関する管理の重要性について、診療報酬について、放射線治療について学びました。 医療人としての自覚や患者様に接する姿勢について、現場経験をふまえた講義内容により、とても分かりやすく学ぶことができました。

新入職員の皆様には、この経験を各施設で活かして貰えればと思います。

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