教育・研修

第11回AMG放射線部 消化管技術研究会

日時:平成30年3月9日(金)15:00~17:00
場所:東京都診療放射線技師会研修センター
報告者:柳澤 啓

第11回AMG放射線部消化管技術研究会が22名の参加者を集め、東京都診療放射線技師会研修 センターにて行われました。今年度2回目となる内容は応用編となりました。

基礎講座では、誤嚥のメカニズムの解説や対策、誤嚥時の対応法などの講義をして頂きました。
そして、初の試みとして行われたアンサーパッドを用いての症例検討会では、各々がどのような視点で画像所見を捉えているのかが、よく分かる結果となりました。

施設演題として発表された「健診・ドックにおける食道撮影の検討」では、体型や胃の形それぞれにおいて、飲み方の違いによる食道の膨らみ具合についての集計結果を発表して頂きました。

次の施設演題「技師一次チェックで指摘できなかった胃がん症例について」では、技師による一次チェックと医師による読影との相違や、それに加えて内視鏡の結果にも相違があった症例についての発表をして頂きました。

今回の研修会も明日から業務に生かすことができる有意義な内容でした。今後も技師の経験年数に捉われないテーマを検討しながら、取り組んでいきたいと思います。

第11回AMG放射線部 消化管技術研究会 第11回AMG放射線部 消化管技術研究会

▲TOP

第12回AMG放射線部 MRI技術研究会

日時:平成30年3月2日(金)15:00~17:00
場所:シーメンス本社 会議室
報告者:二本栁 掌一

12回目を迎えるMRI技術研究会は24名の参加者を集い開催されました。
今年度2回目となる内容として、最新情報と撮影技術及び最近のTOPICSを共有しました。
最新機器の紹介では、5T・7Tの装置が臨床現場にて実用化されるよう、開発が進んでいることを知りました。また、撮影時の音を低減させることや、3D造影検査において高画質画像を得るための撮影技術など、日々進歩している開発技術について学ぶことができました。

MRI撮影技術と題された講演では、高速シーケンスを使用するためには、どのような技術が必要で、どのようなデータの埋め方をしているかなど、高速化技術について様々な解説を聞くことが出来ました。MRIは時間の必要な検査として認識していましたが、今後は撮像時間が短縮されて、より実用的な検査になっていくと思いました。

施設演題からは、千葉愛友会記念病院より「新生児の頭部MRI検査」と題した講演をして頂きました。撮影補助具(新生児専用クッション)の使用や、新生児のための準備があるとのことでした。
また、新生児の画像は一定期間まで、T2WI・T1Wiのコントラストが逆になることを知りました。

柏厚生総合病院からは「頭部MRAのパラメーター設定についての基礎的検討」と題した講演をして頂きました。医師達が画像に求めることは微妙に違いますが、それぞれの医師が満足するMRA画像を得るために、パラメーターを様々に変化させて、試行錯誤されていました。各パラメーターによる画像の変化がよく分かり、自施設でも応用できる内容でした。

今回のMRI研究会は、最新装置・撮影技術における解説や各施設における取組を聞く事ができ、とても有意義な研究会でした。

第12回AMG放射線部 MRI技術研究会 第12回AMG放射線部 MRI技術研究会

▲TOP

第14回AMG放射線部 埼玉東ブロック研修会

日時:平成30年2月16日(金)18:45~20:00
場所:メディカルトピア草加病院
報告者:佐藤 栄一

14回目となる埼玉東ブロック研修会は、メディカルトピア草加病院で開催されました。
企業による情報提供では、島津製作所より最新機器について解説して頂きました。血管撮影では透視画像に於いてもDSA画像が得られ、骨情報を減らし血管情報を多く描出する技術が採用されていることや乳房専用PET装置はコンパクトだが、乳がんに特化した装置であることを紹介して頂きました。

施設演題では各施設から3演題発表されました。
浅草病院からは、放射線技師が他施設での撮影を行う業務拡大についての講演をして頂きました。高齢化社会に向かうこれからの時代における放射線技師のあり方について、将来展望も踏まえたとても良い内容であり、ニーズに応えるべく放射線部として、何ができるかを考えて準備する必要性を感じました。
吉川中央総合病院からは、マンモグラフィ装置の購入について、各メーカーの装置を検討した結果の発表をして頂きました。フラットパネルに関することが選択の要素とされていた。また、スペース的な問題もあり購入できる大きさにも考慮されていた。
当院からは、バリウムと内視鏡の粘膜異常に焦点を合わせた発表を行いました。バリウム検査における教育・追加撮影等について検討する内容でした。萎縮性胃炎などは、バリウム検査画像と内視鏡画像とでは、カテゴリー分類も違い評価方法も違っていました。双方の画像を比較、相違を検証して資料の作成が行われました。今後、作成した資料をバリウム検査未修得者の教材として使用したいと考えています。
短時間でしたが、各施設の取り組み等を聞くことで、充実した時間を過ごすことが出来ました。

第14回AMG放射線部 埼玉東ブロック研修会 第14回AMG放射線部 埼玉東ブロック研修会

▲TOP

第20回AMG放射線部 CT技術研究会

日時:平成30年2月8日(木)15:00~17:00
場所:TKP大宮ビジネスセンター
報告者:稲見 昌明

今回のCT技術研究会は大宮の会議室にて、参加者26名で開催されました。
開会の挨拶では幹事の佐藤技師長より、来年度から各技術研究会の運用方法が一新するという説明がありました。若手の活躍の場として、育成支援ができるような構成となるようです。

施設演題「Twin Beamの使用経験」は、CT値・SD値・MTFを各ファントムで物理評価を行い、それぞれの利点・欠点を検証した報告でした。
「当院の深部静脈血栓症(DVT)および肺塞栓症(PE)における撮影の検討」では、その取り組みにより改善された内容が報告されました。循環器医師はDVT撮影の際、同時にPEを除外する撮影もルーチンとして希望するが、体幹上部から下肢までと範囲が広いため、体位交換が必要となり、再現性に問題がありました。そこで、寝台マットをオリジナルで作成、クレードルに接続して撮影許容範囲を長くすることで身長180cmまでは体位交換せずに撮影できるよう改善しました。材質はタモ(成形合板)を使用しており、下肢を載せた際にX線吸収に大きな差がでないかを、今後は検証するとの事でした。
「AMG CT造影プロトコール集を使用し、造影プロトコールについて考えてみよう!」は、以前に作成されたAMG 18施設のプロトコール集を基に、施設によって造影タイミングがなぜ違うのか?どれが最善なのか?撮影方法やタイミングを理論から復習し、最適なプロトコールを自分で考えられるようにする内容で参加者にとってはとても興味深いものでした。

若い放射線技師にとっても、大変勉強となる研究会となりました。

第20回AMG放射線部 CT技術研究会 第20回AMG放射線部 CT技術研究会

▲TOP

第20回AMG放射線部 神奈川ブロック研修会

日時:平成29年11月18日(土)16:00~17:30
場所:島津製作所 横浜支店
報告者:平野 俊之

平成29年度の神奈川ブロック研修会は、20名の参加者を集めて横浜で開催されました。 はじめに初参加となる吉井次長より、挨拶とAMG放射線部における今後のビジョンについて話して 頂きました。

メーカー講演では、島津製作所のアンギオ装置「Trinias unity[トリニアス ユニティ] edition」について解説して頂きました。低侵襲をコンセプトに循環器領域だけでなく、頭部・腹部から下肢までの全身領域で血管内治療をサポートできるようにソフトウェアとハードウェアの両面から機能を高めたシステムであり、今後も進化が期待できる装置だと思いました。

演題発表では金沢文庫病院より「当院における術前大腸検査のながれ」という発表がありました。 術前のCTと注腸検査の目的と重要ポイントについて、栄養血管(SMAやIMA)の3Dによる抽出の仕方、独自のプロトコールを作成した撮影法についての発表でした。発表後には様々な質問があり、活発な意見交換の場となりました。

今後も神奈川ブロック研修会を継続して、個人のスキルアップ、施設間での情報共有を図っていきたいと思います。

神奈川ブロック研修会 神奈川ブロック研修会

▲TOP

第10回AMG放射線部 MMG技術研究会

日時:平成29年11月16日(木)15:00~17:00
場所:島津製作所 東京支社
報告者:中島 有里

今年度2回目の開催となるMMG技術研究会は、島津製作所東京支社にて行われました。
金沢文庫病院の施設演題では、自施設の若年層(20~34歳)にアンケート調査を行った結果、乳がんに対する意識が全く無い方、ほとんど無い方が半数以上を占めていたことから、勉強会を企画して関心を高めてもらうことに努めたそうです。

再度アンケートを行った際には、乳がんに対する関心は14%増加したとのことでした。
結婚や出産等、ライフイベントの多い若年層に乳がん検診への興味を持たせるには、とても良い機会だ ったのでは無いかと思いました。

メーカーによる、AMULET Innovalityの解説では、装置の特徴ならびにその運用方法のご提案まで、幅広くお話をして頂きました。高精細50μmサンプリングとタングステン陽極を使用しながらもモリブデン同等のコントラストを実現した技術は、被ばく線量も低減しながらの実現であり、沢山ある特徴の一つとなります。この装置は2Dだけでなく、3D(トモシンセシス)、Biopsyもオプションで装備できます。2モードの3D撮影が選択でき、振り角の小さいものは存在診断に、振り角の大きいものは形態診断に向いているとの事でした。被ばくも少なく、撮影時間も短いことから、検診部門でオプション料金を設定しての3D使用も考えられますが、読影枚数が増えることから、医師の体制も考慮しての導入検討が必要であると感じました。

最後に昨年同様、マンモディーテのデモ機を設置し、前回参加出来なかった方達を中心に講習をして頂きました。MMG専用ビューワーではなく、乳腺診療専用のシステムとはいえ、操作はいずれも簡便で、読影レポート作成や日常のシステム管理、様々な統計管理等、研究発表や施設認定の為のデータ収集にも大いに役に立ちそうなシステムだと感じました。

MMG技術研究会 MMG技術研究会

▲TOP

第10回AMG放射線部 消化管技術研究会

日時:平成29年9月28日(木)15:00~17:00
場所:TKP神田ビジネスセンター
報告者:黒川 悦道

第10回AMG放射線部消化管研究会が参加者25名を集めて、TKP神田ビジネスセンターにて開催されました。今回は消化管撮影におけるジュニアレベル向けの講義と実験が行われました。
初めに基礎講座『硫酸バリウム造影剤の基礎知識及び最新の高濃度バリウム造影剤』では、硫酸バリウムの粒子の組成、添加物がバリウム製剤にどのような影響を及ぼすのか、講義に実験も交えて行いました。普段出来ない体験に参加者は真剣に取り組んでいました。

教育講座『消化管の解剖を理解しよう』では、食道から胃の解剖、好発部位や撮影に関しての注意点等を解説して頂きました。『二重造影像・圧迫の成り立ち』では、読影に関する基礎的な内容を解説して頂き、どちらもジュニアレベルだけで無く、消化管検査に長く携わっている技師にも勉強となる内容でした。

施設演題『健診バス立ち上げ~1年経過してみて~』は経過報告等の貴重な内容となっていて、今後の取り組みや課題等、とても為になる内容でした。

『バリウム検査と内視鏡での粘膜面の類似相違検討』は胃炎の症例を元に、バリウム検査画像と内視鏡検査画像では粘膜面がどの様に写っているのかを検討する、とても興味深い内容となっていました。 今回の消化管技術研究会は、バリウム製剤・解剖・読影の基礎、内視鏡との違い、検診バス立ち上げからの経過報告等、多彩な内容となり消化管検査に携わる技師にとって有意義な内容でした。

これからも初心者から熟練者までが、一緒に切磋琢磨出来るような研究会を目指して、様々なテーマに取り組みたいと思います。

消化管技術研究会 消化管技術研究会

▲TOP

第11回AMG放射線部 MRI技術研究会 

日時:平成29年7月13日(木)15:00~17:00
場所:GEヘルスケアジャパン埼玉支店
報告者:二本栁 掌一

第11回MRI技術研究会は21名の参加者を集い開催されました。
本年度1回目となる今回の内容は、ジュニアレベルに向けたMRIの基礎と医療安全について行われました。

講座①では、MRIの基礎と称して、MRIの原理からどのように画像が作られているかまで分かりやすくご講演頂きました。MRIは目に見えない部分でのイメージが複雑で、初心者には理解が難しい部分ですが、丁寧な進め方でとても理解しやすく解説して頂きました。

講座②では、MRIの医療安全について、ご講演して頂きました。ひとつ間違えると重大な事故につながるMRIの管理について、磁場・電波・ヘリウムの各項目に分けて学ぶことができました。MRI検査に携わる者として、安全については日頃から気を付けていくことが重要だと再認識しました。

施設による演題発表では、上尾中央第二病院 遠藤様より「MRI緊急停止ボタンを押してみた」と題したご講演を頂き、通常では見ることのできないクエンチの動画を見せて頂きました。安全スイッチは医療事故を起こさない為に必要ですが、誤って押してクエンチを起こしてしまうと、磁場調整等で装置が使用できなくなってしまったり、ヘリウムガスの補充に数百万の費用が発生することもあり、注意喚起にもなるとても良い内容でした。

また、今回は事前アンケートにて、各施設の頭部MRI検査の撮影方法をまとめてみました。
各施設の指示医の意向や時間等の制限により、多少の違いがあることが分かりました。
今回の研究会も基礎から医療安全まで重要な事を学ぶことができ、とても有意義な時間でした。

第11回AMG放射線部 MRI技術研究会  第11回AMG放射線部 MRI技術研究会 

▲TOP

第9回AMG放射線部 MMG技術研究会

日時:平成29年7月11日(火)15:00~17:00
場所:上尾中央総合病院
報告者:中島 友里

今年度の初回開催となるMMG技術研究会が7月11日に上尾中央総合病院放射線技術部にて開催されました。今回の内容はMMG初心者向けの講義と実技演習となりました。

ポジショニングの大切さを理解してもらうには、乳腺葉の配置や予想できる拡がりなど簡単な病理知識が必要不可欠となります。
また、脂肪性の乳房でも退縮した乳腺葉は胸筋付近まで伸びているため、乳腺葉を意識した綺麗なポジショニングがここでも重要となり、石灰化の分布も把握しやすくなります。
乳癌の発症が一番多いとされるC、C’領域を最大限に写してくれるMLO撮影は、一方向撮影だけでは病変の位置を特定することが難しく、CC撮影にて情報を補填しています。

実技演習では、撮影者の手の使い方が細かく説明され、指先だけの点では触らず、手全体を使って面でポジショニングが出来るようにファントムを使用して練習が行われました。CC撮影では被検者の顔を横に向けますが、少し斜め上を向かせることで検側の肩の力が抜きやすくなることや、ふくよかな体格の方の皺の入り難いポジショニングの仕方なども学びました。

ここで勉強したことが日常業務に少しでも活かされるよう、出来ることから実践して頂けたらと思います。

第9回AMG放射線部 MMG技術研究会 第9回AMG放射線部 MMG技術研究会

▲TOP

第2回AMG放射線部 リフレッシュセミナー

日時:平成29年6月17日(土)~18日(日)
場所:AMG軽井沢荘
報告者:梅原 克弘

今年度のリフレッシュセミナーは診療放射線技師として3年から5年の勤務経験を持つ技師を対象とし、保養所でもあるAMG軽井沢荘にて、2日間に渡り開催されました。
対象となる技師達は仕事にも慣れはじめ、自信もついてきた頃ではありますが、個々のやる気に差がでる時期でもあります。このセミナーでは、AMG内各施設より同世代の技師21名が集まり、抱えている悩み等について話し合い、解決の糸口を見つけてモチベーションの向上を計ることを目的とされています。

まずは、事前に作成した施設紹介資料を交えた自己紹介を行いました。自施設のアピールポイント等もあり、参加者同士が興味を持てるよう工夫された内容となっていました。
続いて、ワールドカフェ方式によるグループワークは『後輩の指導の仕方』・『積極的な外部施設とのコミュニケーションの取り方』をテーマとして、4グループに分かれて行われました。はじめは遠慮している様子もありましたが、同世代ということもあるのか、徐々に緊張感も解かれてグループワークは進行していきました。

ナイトセミナーでは事前に行われたアンケートの中から取り上げたテーマを基にフリーディスカッションを行いました。和気あいあいとした雰囲気の中、自身のモチベーションを向上させる積極的な意見交換が行われました。

このリフレッシュセミナーにて、初めて顔を合わせる参加者が多いなか、非常に多くの意見交換がされて、情報を共有することができたと思われます。同世代の参加者と共に学び、培った横の繋がりを大切にして、AMG放射線部を発展させてくれることを期待しております。

第2回AMG放射線部 リフレッシュセミナー

第2回AMG放射線部 リフレッシュセミナー 第2回AMG放射線部 リフレッシュセミナー
第2回AMG放射線部 リフレッシュセミナー 第2回AMG放射線部 リフレッシュセミナー

▲TOP

第19回AMG放射線部 CT技術研究会

日時:平成29年6月9日(金)15:00~17:00
場所:医科器械会館
報告者:佐藤 栄一

今年度初回のCT技術研究会は東京の本郷にて、26名の参加者を集い開催されました。
講演1「造影基礎から3Dへ」では、造影CT検査の基礎から3DCTAなどのプロトコールについての解説がありました。再現性については、TEC(Time Enhance Curve)が指標となり、ヨード量を体重で決定して注入時間を固定法にすることで再現性が高くなる。
胸部撮影やCTAでは造影剤によるアーチファクトが発生しやすく、生理食塩水による後押しはとても重要である。また、注入は右腕の尺骨正中静脈からすることで、内頸静脈への逆流が少なくなる。
造影CTにおいて3D画像作成は、多方面において重要視されていて、特に術前シミュレーションは医師に重宝されている。診療報酬としても、作業に見合う算定が可能となっていて、3D画像作成が診療放射線技師として、とても重要であることを教えて頂いた。

講演2「Ziostation2最新情報紹介」では、画像処理ソフトの紹介と会場に設置したワークステーションによるデモンストレーションが行われた。
デモでは、より簡単に目的部位を3D画像にて描出する方法として、頭部領域の動脈と静脈の自動分別機能や胸部領域の気管支、動脈、静脈の自動描出機能について解説して頂いた。作業はとても簡単で
1クリックで3D画像を描出することができた。

今回のCT技術研究会では、現在の技師に求められる術前支援について学ぶことができました。

第19回AMG放射線部 CT技術研究会 第19回AMG放射線部 CT技術研究会

▲TOP

第32回AMG放射線部 合同研修会

日時:平成29年5月20日(土)15:00~17:50
場所:島津製作所(東京支社)
報告者:平野 俊之

第32回AMG放射線部合同研修会は、151名の職員に御参加を頂き開催されました。
はじめに、AMG放射線部 田中顧問と吉井次長より就任の挨拶を頂き、新体制への報告が行われました。吉井次長からは平成28年度の放射線部の業績報告と平成29年度の年間計画の報告もされました。
続いて、平成29年度における放射線部の昇格者14名と新入職員14名の紹介がありました。

「 地域医療構想とは ─今知っておかなければならない地域医療構想のこと─」

高崎健康福祉大学健康福祉学部医療情報学科准教授 木村憲洋先生

今年度は特別講演として、地域医療をテーマに木村先生よりご講演を頂きました。
今後、日本社会の需要と需給のバランスが悪化するため、大きく医療提供体制が変わると考えられ、地域格差による診療報酬の制定などの検討が国家レベルでなされている現実を教えて頂きました。
普段聞くことのできない内容を分かりやすくお話して頂き、とても実のある時間を過ごせました。

その他、メーカーによる講演では、最新のアンギオ装置と今後のトレンドについての解説とAMG放射線部による各委員会(5委員会)の平成28年度の活動報告と平成29年度の活動計画が発表されました。

第32回AMG放射線部 合同研修会

▲TOP

第6回AMG放射線部 新入職員研修会

日時:平成29年4月7日(土)9:30~17:00
場所:上尾中央総合病院
報告者:梅原 克弘

平成29年度AMG放射線部新入職員研修会が新入職員14名を迎え開催されました。
はじめに吉井次長より「放射線部の概要、目標管理」について、分かりやすく説明して頂きました。
特に、人口減少と高齢化社会になった時の診療報酬と税金のお話はとても興味深い内容でした。
新入職員達は1日を通して、社会人、医療人としての心構えと必要とされる人材について学びました。

また、診療放射線技師として必要とされる専門的な分野に関する講義も受講しました。
AMG放射線部の理念とVisionを理解し、診療放射線技師としての時間管理、ホウ・レン・ソウ〈報告・連絡・相談〉、5S活動、目標の立て方、接遇、放射線被ばく、業務中のKYTなど、医療安全対策も含まれた内容を学びました。
後半には造影剤についての専門的な基礎知識と安全管理、個人情報の保護や医療情報ネットワークなどの医療情報に関する管理の重要性や診療報酬について学びました。

医療人としての自覚と患者様に接する姿勢など、現場での経験を踏まえた講師より学ぶことが出来た充実した研修会となりました。
新入職員の皆様には、この研修会で学んだことを活かして、配属先での活躍を期待しています。

第6回AMG放射線部 新入職員研修会 第6回AMG放射線部 新入職員研修会 第6回AMG放射線部 新入職員研修会

第6回AMG放射線部 新入職員研修会

▲TOP

トップページ理念採用情報施設情報研修・教育研修会・学術スケジュール