教育・研修

第30回AMG放射線部 MRI技術研究会

日時:2025年7月19日(土)14:30~16:45
場所:上尾中央総合病院
報告者:伊藤 悠貴

今回は2回目のHybrid形式で開催され、現地の上尾中央総合病院に42名、Webで32名の方に参加していただきました。

最初の基礎講座①では東大宮メディカルセンターの静野さんに頸椎領域を、基礎講座②では、笛吹中央病院の渡辺さんに腰椎領域に関しての講演をしていただきました。両者とも正常解剖、日本磁気共鳴専門技術者認定機構と画像診断ガイドラインの推奨撮像シーケンス、各種強調画像の特徴、ポジショニングの工夫点、特有のアーチファクト、代表的な症例について、初学者にも分かりやすく丁寧に解説していただきました。

臨床講座①では株式会社フィリップス・ジャパンの重見さんにBone imagingの技術解説とAI技術による今後の展開についてご講演をいただきました。FRACTUREの歴史から画像の成り立ち、撮像のポイントなどBone image画像の基礎について大変分かりやすい内容で勉強になりました。

臨床講座②では、Bone imageの臨床応用を上尾中央総合病院の飯島主任に講演していただきました。GE社製oZTEoの臨床使用症例やoZTEoが使用できない装置での代替シーケンス(LAVAや3D-TOF-SPGR)の紹介、さらに脊椎領域から整形領域、頭部領域の臨床応用についてわかり易く解説していただきました。

最後に施設発表として、副作用発生時のシミュレーションについて、上尾中央総合病院の松久保さんに講演していただきました。MRI造影剤の副作用発生率は低いが、だからこそ冷静に対応できるように、急変時の初期対応についての講義から対応フローの確認、シミュレーションの実践、振り返りについて分かりやすく解説していただきました。

研究会終了後には初めてのハンズオン企画として、参加希望者40名を3つのグループに分けて開催しました。各装置の特徴や頸・胸・腰椎時のポジショニングの工夫点、撮像計画断面の説明、工夫しているプロトコルの説明、ボランティアによるBone image撮像を実施しました。

とても貴重な時間となり、参加者の施設において参考となるものが何か1つでも提供できていれば幸いです。

今回は2回目のHybrid開催で、マイクの不具合など一部ありましたが全体を通して大きな問題もなく運営できました。またアンケート結果でも、基礎から学ぶことが出来たなど、高評価をいただきました。

今後も参加者のニーズに沿った分かりやすく、実臨床に還元できる研究会を開催できるように運営していきたいです。

第30回AMG放射線部 MRI技術研究会 第30回AMG放射線部 MRI技術研究会
第30回AMG放射線部 MRI技術研究会 第30回AMG放射線部 MRI技術研究会

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第38回AMG放射線部 CT技術研究会

日時:2025年7月17日(木)15:05~16:55
場所:リモート研修会
報告者:橋本 和樹

今回は、柏厚生総合病院の会議室に運営陣が集合する形でのWEB開催となりました。
参加者は68名となり多くの方々にご参加をいただきまして、CT検査に携わる初学者を対象とした基礎講演2題と臨床講演では症例検討会を行いました。

基礎講演①「撮影条件と画質」では、吉川中央総合病院 榎本さんより、撮影条件や再構成条件が画像ノイズ、分解能にどのように影響するかを解説していただきました。

基礎講演②「撮影法の基礎」では、八潮中央総合病院 河上主任より、CT検査業務のフローからポジショニングの工夫、小児撮影、DECTの基礎について学びました。
小児検査の最適化についてX線CT撮像ガイドライン ~GALACTIC~ の内容やリリースされて間もない診断参考レベルDRLs2025を交えて解説していただきました。(画像①)

臨床講演では「症例から学ぶ血管領域 ~今年の夏は血管疾患を学ぼう~ 」と題して症例検討を行いました。チャット機能を活用して参加者の方に全6問の症例クイズに挑戦していただきました。(画像②)

症例①では津田沼中央総合病院 小西さんより、大動脈解離の症例を3例提示していただきました。
症例の中には別の疾患に気を取られて見落としていた例もあり、注意深く画像を観察することの重要性を伝えられたのではないかと思います。

症例②では東川口病院 小島さんより、肺塞栓症、下肢静脈血栓症の症例を提示していただきました。
ヨード密度画像を作成して肺灌流の状態を分かり易く描出したり、仮想単色X線画像によって下肢静脈の造影効果を増強したりするDualEnergy CTを活用されていました。

症例③では上尾中央総合病院 吉田さんより、大動脈瘤、破裂の症例を2例提示していただき、造影CT検査における撮影を開始するタイミングの重要性を述べられ、モニタリング位置の工夫を解説していただきました。(画像③)
各症例に疾患の概要から撮影、画像処理までの実践的な内容が含まれていて、とても勉強になりました。
今回も多くの方々の協力により、無事に研究会を開催することができました。より良い研究会を開催できるよう、今回の経験と課題を次回の運営に活かしたいと思います。

第38回AMG放射線部 CT技術研究会

画像①

第38回AMG放射線部 CT技術研究会

画像②

第38回AMG放射線部 CT技術研究会

画像③

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第24回AMG放射線部 MMG技術研究会

日時:2025年6月11日(水)15:00~17:00
場所:上尾中央総合病院 / 船橋総合病院
報告者:戸井田 由紀 / 吉岡 美里

今回は、マンモグラフィ業務に就いて間もない方を対象に、ポジショニングを重視した研究会を開催しました。現地での実技演習時間を長く儲けるために2会場同時開催としました。参加者には、「マンモグラフィの基礎」及び「基礎のポジショニング動画」を事前に視聴してきてもらいました。

当日は、A班(8名;受診者対応歴有)とB班(7名;受診者対応歴少または未)に分かれて、ポジショニングの実技演習と動画視聴による講義を交互に行いました。

殆どの参加者が2か月前後のマンモグラフィ経験でしたが、ファントムを使った実技演習では、四苦八苦しながらも積極的に技術を習得しようとする姿が見られました。

動画視聴後の質疑応答では、参加者全員から日頃の疑問や困っていることなどについての質問があり、少しでも参考になるようにと、精一杯お答えしました。

集合型で開催することでグループ内での横のつながりもできましたし、他施設の方の生の声を聞くこともできました。それらは今後の自施設での業務に活かせる内容でもありましたので、集合型での初学者向けポジショニング演習の必要性をとても強く感じました。

戸井田 由紀

第24回AMG放射線部 MMG技術研究会 第24回AMG放射線部 MMG技術研究会

今回は初級者向けとして、ポジショニングの基礎を学ぶ実技演習をメインとする内容で開催しました。参加者には事前学習として、マンモグラフィの基礎、基礎のポジショニングの2つの動画を視聴していただき、検査への理解を深めてから当日の実技演習に臨んでいただきました。

船橋会場では、参加者を初心者と経験者の2グループに分け、初心者グループにはポジショニングの動画視聴、検査に対する注意事項の説明を行った後に実技演習、経験者グループには実技演習の後に日常業務の疑問点を少しでも解消できるように、質疑応答の時間を多めに設けました。

初心者グループはまだ検査に携わっていない技師のみだったため、二人一組で動画に沿った流れでポジショニングを行ってもらい、受診者対応、接遇、実際のポジショニングの難しさを経験していただきました。

経験者グループでは、講師が細かく参加者のポジショニングをチェックしてアドバイスを行い、その後の質疑応答では、乳房の大きさに合わせた工夫点等を講師に熱心に質問する場面も見られ、時間的な制約がある中ではありますが、今後の業務に活かせる情報や技術を得られる有意義な時間となりました。

吉岡 美里

第24回AMG放射線部 MMG技術研究会 第24回AMG放射線部 MMG技術研究会

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第39回AMG放射線部 合同研修会

日時:2025年5月10日(土)14:00~16:30
場所:リモート研修会
報告者:三反﨑 宏美

第39回となる放射線部合同研修会は、リモート形式にて出席者146名を集い、盛大に開催されました。研修会前半は、放射線部 吉井部長の開会挨拶から始まり、続いて新任の技師長や昇格者、新入職者にも挨拶をいただきました。

吉井部長からは今年度の放射線部VISIONより、以下の6項目についてお話をいただきました。
『地域に密着した医療の実践』『良質な医療の提供』『質の高い技師育成』『医療被ばく管理』『健全な経営』『働きやすい環境作り』各項目の詳細をお聞きして、相互作用を生む関係にあると感じました。

施設間での連携強化により診断技術・教育システムの情報共有に加えて、人材派遣などの有効活用を積極的に行うことで産休・育休・病欠等に対応出来れば、ワークライフバランスの向上にも繋がり離職率の低下や働きやすい環境作りの助けになると考えられます。
そうした環境は質の高い技師育成の助けにもなり、その技師が医療被ばく管理や健全な経営に関わることで良質な医療を提供するという道筋につながっていくと認識いたしました。

また、質の高い技師を育成するための一環としたキャリアアップサポートシステムに関しても、各種専門資格取得の推奨と支援について詳しく説明していただきました。
放射線部の一員として、これらのVISIONを念頭に置き、業務に取り組んで参りたいと思います。

後半には『MRI吸着事故についてあらためて考える』というテーマにて、特別セミナーが開かれました。
事例報告及び改善報告がありました。事例が発生した際には詳細な検証を行うことで原因を明らかにして、改善策を取ることと周知することが非常に重要なことです。MRIにおける吸着事故は大きな事故になる恐れがあり、放射線科以外の部署にも定期的な院内教育研修、周知が必須となります。
『画像付き磁性体持ち込みチェックシートを利用したMRI検査前フロー見直し』と題した報告では、画像付きチェックリストを作成して看護師・技師のそれぞれのフローを見直し、金属探知機の正しい使用方法の周知 等、院内勉強会を通して事故防止を図っているとのことでした。

MRI吸着事故は命に係わる可能性があり、コスト面でも大きな損失となる可能性があります。技師歴やMRI経験歴は関係なく、検査毎の確認の徹底が重要です。吸着事故の発生時には二次被害を起こさないよう吸着物は動かさずに、患者様や職員の安全確保を優先してから、上司やメーカーへの報告を行うこと等、日頃からの研修が重要であることを強く感じました。
最後に、事故当事者へのメンタルフォローにも言及されるところがありました。そこへは関心が向いていない方もいらっしゃったのではないでしょうか、目から鱗が落ちるお言葉でした。

今回の合同研修会では、AMG放射線部職員としてのモチベーションとなるVISIONについてと、すぐに活用できる安全管理について学び、結びとなりました。

第39回AMG放射線部 合同研修会

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第14回AMG放射線部 新入職員研修会

日時:2025年4月9日(水)9:15~17:00
場所:大宮ソニックシティビル602会議室
報告者:岡村 聡志

2025年度となり恒例の新入職員研修会が、4月9日に大宮ソニックシティビルにて31名を集い開催されました。

山形技師長(柏厚生総合病院)によるオリエンテーション時には、前日までの研修の疲れも残っているような感じでありましたが、吉井部長(AMG協議会放射線部)が放射線部の概要説明から始めた講義では、今後の医療業界と診療放射線技師の行方についてまでのお話となり、良い緊張感を保つ有意義な時間でありました。
その後は、吉見技師長(千葉愛友会病院の)による診療報酬についての解説がありました。業務の基盤となるお話しで、病院の成り立ちを理解することができたと思われます。

次に、川島技師長(東川口病院)による診療放射線技師における個人情報の管理についてと、佐々木技師長(伊奈病院)による造影剤の基礎知識と安全管理にて、診療放射線技師としての重要な責任感と専門知識を学ぶことができました。

ここで昼食の時間となり、新入職員は同施設・同卒業校等のグループに分かれて御弁当を食べながら談笑していました。
午後には、中山技師長(三郷中央総合病院)による診療放射線技師に必要な実践的な接遇についてと、佐々木副科長(上尾中央総合病院)による放射線被ばく管理と目標管理にて、患者様への接遇と安全面での実践的なスキルや、診療放射線技師としての目標を持つことの大切さや、達成するための方法等について習得することができました。

最後は、「理想的な医療人(社会人とは)とは」と「自身が目指す診療放射線技師とは」をテーマとして、グループディスカッションを行いました。
個々で理想像を描きそのために必要な目標を企て、グループ内でのディスカッションで集約して発表します。
今後の医療人として、診療放射線技師としての倫理観を強化できたのではないでしょうか。
今回の研修に参加したことで、医療現場で活躍するための基礎だけでなく、人間性や社会性の向上にもつながったと思われます。

第14回AMG放射線部 新入職員研修会 第14回AMG放射線部 新入職員研修会
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